フォッサマグナ糸魚川温泉 ホテル糸魚川 (糸魚川市) B (泉質A、浴室B、設備B、眺めB) 2011年7月15日で営業終了
糸魚川市大野298-1 TEL:0255-53-1111 営業時間:10:00-15:00 定休日:なし
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、97℃、加水掛け流し?
タオル:なし サウナ:あり 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:ロビー 食堂:あり
http://www.itoigawa.co.jp |
場所:北陸道糸魚川ICを降り、国道148号線を左折(松本方面)し少し進むと右側にある。ホテル前に豪快に源泉が吹き上げられており、心憎い演出である。左がホテル糸魚川、中央にプール、右に日帰り専門のひすいの湯がある。中央のプールは以前はピラミッド型の屋根がついていたが、今は撤去されている。腐食して危険なため取ってしまったとのことである。今回2度目の宿泊利用したのであるが、立ち寄り入浴も受け付けているので紹介したい。館内は大変きれいで、ロビーに菩提樹の木があるのが心を癒す。
料金:立ち寄り湯は1000円、タオルなし。入浴のみの値段は隣のひすいの湯よりも安いが、それでも高い。フロント階は実は2階であり、エレベーターで降りた1階に浴室がある。
浴室:大浴槽、露天風呂の他にサウナ、水風呂がある。洗い場には石鹸・シャンプー類完備。景色は特に優れているわけではない。露天風呂の外の池にアヒルが泳いでいた。露天風呂の底が水色のペンキで塗られていて、ちょっと興ざめに感じた。
泉質:浴室に入るとアブラ臭が鼻を突く。源泉名はホテル糸魚川温泉。源泉温度97℃、PH7.2のナトリウム・カルシウム-塩化物泉。主な成分(イオン濃度mg/kg)は、Li
4.0, Na 4387, K 305, NH4 4.1, Mg 10.8, Ca
2505, Sr 15.6, Ba 1.6, Mn 0.4, Fe 3.1, F 3.4, Cl 9903, Br 29,
I 9.1, S2O3 0.2, SO4 191.1, HCO3 27.9, メタ珪酸121.4,
メタホウ酸103.4, 遊離二酸化炭素0.7などガス性除く成分総計は16816mg/kgである。隣のひすいの湯の成分表と若干異なる。実際の湯は、無色透明、アブラ臭があり、塩辛く苦い。成分表よりは薄味に感じる。聞くところによれば、加水して温度調整した上で掛け流ししているという。これはちょっと残念。生の源泉も味わいたいものである。
コメント:泉質はアブラ臭漂い、松之山温泉にも似たいい湯であるが、入浴料が高いのが残念。売店では源泉を煮詰めて作った湯の花ならぬ湯の塩が「湯芽」という名で売っている。また食用の塩も「旨塩」という名で売っている。ちょっと値が張るがこれはいい記念になる。
余談だが、併設されているレストランのランチはお安くて美味しいので利用されると良い。
→関連記事
(No.307 2003/9/6番外から組み入れ) |