飯田温泉・大峯温泉 ゑしんの里 やすらぎ荘 (上越市・旧板倉町) B  (泉質C、浴室C、設備B、眺めB)

上越市板倉区久々野1624-1 TEL:0255-78-4833 営業時間:10:00-19:30 定休日:火曜日
泉質:単純硫黄冷鉱泉、10.7℃、ナトリウム-塩化物冷鉱泉12℃
タオル:なし サウナ:なし 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり
http://yasuragisou.com/

場所:県道新井柿崎線の板倉町の熊川交差点から山に向かって進む。道なりに進めば迷わずにたどり着ける。回りは何もないので三角屋根の建物が良く目立つ。入り口は2階にあたり、1階は食堂である。黒倉山という山の山麓だそうで、結構山の中のように思うが、上越、中郷いずれのインターからも30分ほどの距離である。

料金:大人650円、小学生350円、幼児100円、上越市内在住70歳以上370円、タオル別。下足棚に靴を置き、受付で料金を支払って左手の浴室に向かう。

浴室:大小2つの浴槽がある。大きな浴槽(ジェット付き)は、透明な湯、小さな浴槽は淡黄色の湯が満ちている。大きなガラス窓から山々が見える。絶景という訳ではないが、見晴らしは良い。

泉質:大きな浴槽は飯田温泉で、源泉温度10.7℃の単純硫黄冷鉱泉。湧出量は4.0L/分。無色透明無味無臭で、詳しい成分表示はないが、成分総計は153.2mg/kgとかなり薄い。小さい浴槽は大峯温泉で、源泉温度12.0℃のナトリウム-塩化物冷鉱泉。湧出量は4.1L/分。こちらは淡黄色透明で、無臭だが塩味がする。成分総計は5255mg/kgとかなりあるが、その割に薄味。ひとつの浴室内で2つの泉質を味わえるのは良いが、それぞれが個性的という訳でもない。湧出量は多くないので、浴槽内は薄まっているかもしれない。

コメント:休憩用の大広間が2つある。個室もあるが別料金。食堂のメニューは標準的。やすらぎ定食(1000円)を食べてみたが、値段相応で特色はない。宿泊可能であり、1泊2食で7000円と格安であるが、宿泊客も一般人と同じ椅子式の食堂で食べ、その内容(田舎料理)も値段相応。施設としては特に際だった特徴はないが、一度に2種類の泉質を楽しめるのはよい。ゑしんの里と称するが、どういう意味か聞くのを忘れた。恵信尼(親鸞の内室)の出身地とのことで、そのことを言うのかな。

(No.172 2000/5/24、2006/8/16料金訂正、2014/4/1料金改定、2021/4/4料金訂正、2024/3/24料金訂正)

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