鵜の浜温泉 鵜の浜人魚館 (上越市大潟区) A (泉質A、浴室A、設備B、眺めB)
上越市大潟区九戸浜241-8 TEL:025-534-6211 営業時間:10:00-20:00(最終受付20:30) 定休日:火曜日
泉質:ナトリウム-塩化物泉、33℃、循環
タオル:あり サウナ:あり 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり
http://www.ningyokan.jp/ |
場所:国道8号線の鵜の浜温泉入り口の看板に従って海岸方面へ入っていくとすぐわかる。ここは、プールと浴室を持つ大潟町健康スポーツプラザという公共施設で、受付は大潟町の観光案内所も兼ねている。駐車場は玄関前のほかに、屋根付きの階段を下った所にもある。玄関を入ると土産物の売店があり、その先に受付がある。下駄箱に靴を入れ受付する。下駄箱の鍵と引き替えに番号札が渡される。
料金:入浴のみは、大人700円、小学生350円、未就学児(3歳以上)100円、上越在住シニア(70歳以上)400円、身障者400円、タオルなし。フェイスタオル100円、バスタオル100円、タオルセット200円、館内着200円。風呂とプール利用は、夏季以外:大人1150円、小学生630円、未就学児(3歳以上)320円、上越在住シニア(70歳以上)620円、身障者620円、夏季:大人1300円、小学生720円、未就学児(3歳以上)430円、上越在住シニア(70歳以上以上)700円、身障者700円。(2024/1/15料金改定)
浴室:1階のプールゾーンはいわゆるバーデゾーンであり、25mプールやウォータースライダーのほかに水着着用で、圧注浴、気泡浴、箱蒸し、寝湯等を楽しむことができる。2階の浴室は、「人魚の泉」、「人魚の光」という浴室に分かれ、男女交互に使用される。それぞれに大きなジェット付きの大浴槽の他、露天風呂があり、その他「人魚の光」にサウナ、「人魚の泉」には薬草風呂がある。洗い場にはボディソープ・シャンプー類完備。浴室は広く、三角屋根の高い天井は開放的である。高台にあって海が見渡せるのであるが、目張りがあって景色はよく見えない。露天風呂も景色は目張りの隙間からしか見えないのは残念。
泉質:源泉名は鵜の浜温泉、ナトリウム-塩化物泉で、緑褐色で無臭、程良い塩味がする。地下700mより汲み上げ、源泉温度は33度。主な成分は、Naイオン4699mg/kg、Caイオン88.7mg/kg、塩素イオン8384mg/kg、炭酸水素イオン492.1mg/kg、臭素イオン50.5mg/kg、メタ珪酸59.5mg/kg、メタ硼酸94.3mg/kgなどガス性除く成分総計は13982mg/kgと結構な濃度である。湯は循環式であるが、温まりは良く、肌はすべすべする。ちなみに鵜の浜温泉は、天然ガス採掘のときの副産物として噴出したものである。
コメント:平成9年4月に開館したばかりで、たいそうきれいである。2階に大広間(100畳)があって、みんなごろごろくつろいでいるのだが、正式には多目的スタジオというそうな。窓からは日本海が一望され景色はよい。その他和室や、マッサージ椅子、マッサージコーナーなどがある。自販機は軽食も含めて多種多様に揃っている。1階には食堂があり、メニューはまずまず。さて、人魚館という意味深な名前で、温泉によくある秘宝館と紛らわしい(?)が、大潟町に伝わる人魚伝説に由来する。小川未明の「赤いろうそくと人魚」のもとになった話だという。ともあれ、タオル付き500円というのは格安であり、お勧めすべき施設であろう。
*当初はタオルセット付きで500円という良心的値段であったが、2009年7月1日よりタオルなしで500円になった。さらに2014年4月より値上げされた。2019/10/1更に値上げされた。2024/1/15更に値上げ。
(No.22 1997,2001/6 改訂、2009/7/1追記、2014/4/22改訂、2019/10/1料金改定、2021/4/4営業時間訂正、2024/1/15料金改定) |