2001年6月22日付け新潟日報中越版によると、十日町に新しい温泉施設建設計画が発表されたという。十日町圏域の新しい交流拠点施設として建設される十日町ステージ「越後妻有交流館(仮称)」で、十日町中心部にあるクロス10の隣に、9月から建設が着手され、2003年春オープン予定で、総工費は3億円。施設は、定期市や地場産業の展示館となる2階建ての回廊と温泉棟からなり、施設全体で年間18万9千人、うち温泉棟で12万人の集客を見込んでいるとのことである。
温泉棟は鉄筋コンクリート平屋建てで、総床面積1800平方メートルもあり、大浴場はサウナなど5種類の浴槽がある。泉質は不明だが、泉温23.8度、湧出量490L/分とのこと。新しい源泉を掘削したのであろうか。いずれにしても楽しみな施設である。
残念ながら、温泉反対を唱える新市長になり、この計画は大きく修正され、温泉棟計画は中止されてしまった。と思っていたら、市議会の反対にあい、あえなく公約撤回。若干の修正が加えられて建設続行となった。温泉好きとしてはありがたいが、市民の反応はいかに?