出張の宿


どうせ泊まるなら大きな浴槽でのびのびと入浴したいもの。部屋のユニットバスじゃくつろげません。
このページでは、私が新潟県外への出張の折りに利用した、安くてくつろげる大浴場付きの宿を紹介します。

札幌  東京  横浜  千葉  高崎  いわき  金沢  名古屋  大阪  京都  神戸  福岡

札幌
札幌プリンスホテル

札幌市中央区南2条西11丁目 TEL:011-241-1111
https://www.princehotels.co.jp/sapporo/

場所:大通公園から歩いてすぐ。地下鉄東西線西11丁目駅下車で徒歩約3分。空港連絡バス・札幌都心行きでホテル前下車。ホテルの2階に温泉露天風呂があります。

料金:宿泊者専用ですが500円(入浴料350円+入湯税150円)で何度も入浴できます。ハンドタオル、バスタオルは用意されています。

浴室:鍵付きロッカーと脱衣籠・脱衣棚があり好きなものを選んで脱衣。浴室は狭く、内湯は小さな浴槽があるのみで、注湯口から湯が注がれオーバーフローされています。露天風呂も狭く、浴槽内に加熱源泉が注入されているほか、小さな注湯口からの源泉供給もあります。洗い場は仕切り付きで12カ所あり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、洗顔フォーム等が完備。脱衣場の洗面台には整髪料、ローション類、ドライヤー、ブラシ、綿棒など完備、歯磨きや剃刀もあってアメニティ類は充実。

泉質:源泉名は札幌大通温泉。泉質はナトリウム-塩化物泉(高張性中性低温泉)とあったが、残念ながら成分や湯使いについての掲示はありませんでした。

コメント: 実際の湯は、無色透明無臭ですが、塩味があり、トロトロ感があり、若干のツルスベ感があります。低温泉ですので、おそらくは加水され、加熱、循環・濾過、塩素消毒されているものと想像します。温まりは良く、湯上がりには汗がなかなか引きませんでした。部屋の風呂よりは何倍もくつろげました。

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(2018年5月)

東京

大江戸温泉物語

東京都江東区青海2-57  TEL:03-5500-1126
http://www.ooedoonsen.jp/

場所:新橋から「ゆりかもめ」にゆられ「テレコムセンター」駅へ。370円。駅を降りるとすぐに「大江戸温泉物語」があります。

料金:私は夜間に入館しました。下足棚に靴を入れ(鍵は自分で保管)、ナイター料金1987円を払うと首に掛けるバーコード付きの鍵が渡されます。以後館内利用はキャッシュレスですが、浴室ロッカーは100円(返却式)必要です。
 好きな浴衣を選んで(小判の番号札と交換に浴衣セットが渡されます)更衣室で着替えます。浴衣姿で江戸情緒あふれる館内へ。浴衣に着替えることで入館前の世間と隔絶するようで、面倒くさいけどいいシステムに思いました。

浴室:浴室に行くとここでタオルセットが渡されます。好きなロッカーを選んで脱衣。浴室そのものは普通の健康ランド並みで、驚きはありません。天然温泉を使用しているのは中央にある浴槽のみで、千人風呂や露天風呂などその他の浴槽は水道水なのは残念ですが、仕方ないでしょう。
 洗い場は仕切付きで、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、シェービングフォーム等が完備。脱衣場の洗面台には整髪料、ローション類、ドライヤー、ブラシ、綿棒など完備、歯磨きや剃刀も無料とアメニティは充実。

泉質:泉質、成分についての詳しい掲示はありませんが、ナトリウム-塩化物強塩温泉で、しょっぱいほかに、モール泉様の芳香と薬味があります。新潟県内で同じ味のところがありましたが、どこだったかなあ・・。(花水に似ているかな?)ツルスベ感もあって、浴感は良かったです。加熱循環殺菌され新鮮さは失われているものの、源泉の味わいの一端は感じられます。

コメント:浴室だけを考えるとただの健康ランドでがっかりですが、館内設備としては飽きるほどあって、テーマパークとしての楽しみが満載です。仮眠できる休憩室の椅子には、個々に液晶テレビがついていて、ゆったりと時間が過ごせました。
 深夜割増料金1575円と飲食代を払って後にしましたが、ホテルに泊まるよりくつろげますし、飲み食いしても安上がりです。カプセルホテル並みの料金で、温泉に浸かってゆっくりできるのはお得だと思います。朝風呂の温まりが抜けないで、新橋に着くまで汗が止まりませんでした。

 最近料金が改定(値下げ)されたようですのでご確認ください。

(2004年5月)

ラクーア

東京都文京区春日1-1-1  TEL:03-3817-4173
http://www.laqua.jp/spa/index.jsp

場所:東京ドームの隣り、JRだと水道橋駅から5分くらいです。エレベーターで6階に上がったところが受け付けです。下足箱に靴を入れ、鍵は自分で保管します。受付で館内の利用法について説明があり、リストバンドとタオルセット引き換え用の札をもらってロッカールームへ。

料金:料金は後払いなので、入館時は支払いがありませんが、入館料2565円、深夜割り増し1890円です。

浴室:ロッカールームの受付でタオルセットと館内着を受け取ります。ロッカーの扉はリストバンドをかざすと開く最新式。ロッカールームの奥に浴室があります。
 温泉利用の内風呂は、42℃と38℃の2種類あり、そのほか非温泉のジェットバスがあります。露天風呂も高温・低温の2種。露天風呂といっても天井も壁もあって景色は見えないのが残念です。そのほか60℃の低温サウナと高温サウナが2種あります。サウナ用のタオルが用意されているのは感心しました。水風呂も温度の違う2種、シャワーも通常のほかにミストシャワーがあり、浴室内には休憩用のベンチや椅子が整備され、浴室設備としては充分すぎるほど整っています。
 洗い場は仕切付き。ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、シェービングフォームがあり、カネボウと資生堂の2種ありますから好きな方を選べます。歯ブラシ、剃刀、アカスリも置いてあります。また、浴室内にアカスリコーナーがあります。脱衣場の洗面台にはドライヤー、整髪料、綿棒、ブラシ等が当然ながら完備されています。浴室設備としては申し分ありません。

泉質:源泉名は小石川温泉。地下1700mから汲み上げた古代海水由来のナトリウム-塩化物強塩温泉で、源泉温度は41.3℃、湧出量は毎分400L。ガス性除く成分総計は30.81mg/kgと高濃度です。新潟の温泉で言えば「ざぶーん」からあの臭気を取った感じ、あるいは「ソルトスパ」をもっと塩辛くしたという感じでしょうか。ヘビーな温泉ですから循環利用されても充分な浴感があります。ただしその分ベタベタ感はありますが。

コメント:館内はたいそうきれいで、田舎の健康ランドとは次元が違います。5階にある休憩設備も充分。大型液晶テレビ付きの電動リクライニングシートは快適であり、安眠できます。出前を頼める電話付きなのも感動もの。館内のレストランが、和食と焼き肉のみなのが少し残念。そのほかヒーリングバーデもありますが、これも良さそうでしたが夜間遅く行ったので利用できませんでした。
 以上、館内設備はきれいで豪華。幼児は入館できず、18時以降は18歳未満も利用できないので大人の世界です。私のような中年親父より若い女性をターゲットにした感じです。シティホテルあるいは新幹線で言えばグリーン車という感じでしょうか。
 さてさて帰りにいよいよ精算。入館料2565円、深夜割り増し1890円、これに飲食代等いろいろ加えても、へたなビジネスホテルに泊まるより安上がりです。リッチな気分でリラックスできますから、値段分はあるなと感じました。しかし、気軽に立ち寄り湯という訳には行きませんね。皆様も上京の折にどうぞ。

(2004年6月)

ホテル末広

東京都大田区西蒲田8-1-5  TEL: 03-3734-6561
http://www.suehiro.co.jp/

場所:JR蒲田駅西口を降りて左側へ、東急池上線の下をくぐると右手にすぐにあります。改札を出て1〜2分と交通至便です。東京の温泉銭湯として「黒湯」が有名ですが、このホテルでその「黒湯」に入ることができます。1階のフロント横に男女浴室があります。

浴室:浴槽は3〜4人程度入れる小さな長方形の浴槽のみで、ジェット付き(ON/OFF可)。ほかに小さいながらもサウナとミストサウナがあります。洗い場にはボディソープ、シャンプーあり。脱衣場洗面台にはドライヤーと櫛あり。カミソリは無料で使えます。

泉質:源泉名は、蒲田黒湯温泉。源泉温度:17.6℃。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉。湧出量は98L/分(動力)、PH:8.28。主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Na 626.0、K 26.0、Mg 10.4、Ca 8.4、Al 0.6、Fe 1.8、Mn 0.05以下、F 0.05以下、Cl 297.7、SO4 0.1、HCO3 1262.4、CO3 18.6、メタ珪酸 102.6、メタ硼酸 31.2、遊離CO2 11.4などガス性除く成分総計は2387mg/kgです。
 実際の湯は、濃い黒褐色(醤油色)で、透明度は4〜5cm程度、わずかな塩味を感じますが、ほとんど無味無臭です。湯は加熱循環されていますが、非加熱源泉の注入もあります。

コメント:駅前の繁華街によくあるような古いビジネスホテルで、きれい好きな方にはお勧めできませんが、健康ランドに抵抗なく宿泊できる方なら問題ないでしょう。シングルは6825円からと格安であり、インターネット予約をすると1割引になります。さらにパン、コーヒー、サラダの朝食付きですので大変お得です。予約すれば朝はタダで羽田空港へ送ってくれます。
 決して新しくはなく、典型的なB級ビジネスホテルですが、温泉に浸かって格安で泊まれるというのはありがたいです。こんな古ぼけたホテルでありながら、各部屋にLANポートがあるというのはミスマッチです。宿泊以外でもタオル付き1050円で温泉利用が可能です。ここを目的に東京に行く人はないでしょうが、出張の宿として利用されると良いでしょう。

(2004年11月)

アワーズイン阪急

東京都品川区大井1-50-5  TEL:03-3775-6121
http://www.oursinn-hankyu.co.jp/index.php

場所:JR大井町駅のすぐ前で、徒歩1分もかかりません。全830室がすべてシングルルームというビジネスホテルで、1泊5500円は格安だと思います。朝食も500円と良心的。ホテルの1階にはローソンがありますし、ラーメン屋に居酒屋、マクドナルドなど飲食店jがあります。周りも繁華街ですから食事や買出しも便利です。部屋にはトイレ・洗面台はあるものの、風呂はありません。その代わり16階に展望大浴場があり、これが最大の魅力です。

浴室:浴室にはタオル・バスタオルが山積みされており、自由に使えます。数十人が一度に洗えるたくさんの洗い場に扉つきのシャワールーム、そして逆U字型の大きな浴槽があります。展望は良いのですが、ビル街が見えるだけなので、殺風景に感じます。むしろ窓際に置かれた観葉植物の緑に癒されます。温泉じゃないのでカルキ臭がするのは仕方ないですが、部屋のユニットバスよりは何倍もくつろげます。浴室前のロビーには休憩コーナーやマッサージ椅子が置かれ、生ビールの自販機もあります。

コメント:浴室・客室ともまだ新しく、低料金で交通至便ということで、ビジネス客にはお勧めできます。おそらくは出張の個人客ばかりなので、入浴時も私語する人はなく、静かに入浴しています。洗い場にズラリと中年親父が並び、黙々と体を洗っている姿は圧巻であり、異様でした。もっとも私もそのうちの一人ということですが。

(2006年6月)

SPA & HOTEL 和(なごみ)

東京都大田区西蒲田7-4-12  TEL:03-5710-2222
http://www.spa-nagomi.com/

場所:2006年8月にオープンした新しい温浴施設です。JR蒲田駅西口の右手にあります。蒲田駅前で中華、焼肉、パチンコ、ホテルなどを広く展開する「弘城」の経営で、ホテル部門を併設した健康ランドというイメージです。周囲は歓楽街で客引きがいたりして環境は良くなく、この施設の1階もパチンコ屋なのですが、施設自身は全く健全です。
 エレベーターで4階に上がると受付があります。下足箱の鍵と共に受付すると、ロッカーの鍵(磁気式)とタオルセットと館内着の入ったバックを渡されます。新しいだけあって、館内は大変きれいであり、スタッフも若くて明るい雰囲気です。SPA部門は男女でフロアが分かれていますから、女性の方も利用しやすいと思います。男性は3階、女性は5階です。

料金:レギュラー(5時間)が2200円、スピード(1時間)1200円など、いろんなコースがありますが、PM11:00からAM9:00まで3700円という宿泊パックがお勧めです。私はこれを利用しましたが、飲食以外の追加料金は一切ありません。ただし、岩盤浴は別料金です。

浴室:内湯では源泉100%掛け流しで使用されています。非加熱・掛け流しの源泉浴槽もあります。露天風呂もあるのですが、壁で囲まれ露天の味わいがなく、内湯と違って循環・消毒されていますから魅力は乏しく感じます。ほかに水道水を使用したマッサージ浴と水風呂、さらに広いテレビ付きのサウナがあります。混み合うこともなく、ほとんど独り占めで「黒湯」の掛け流しを堪能しました。
 洗い場は仕切付きで、ボディソープ、シャンプー、シェービングフォームなどがあり、アカスリやカミソリ、歯ブラシなどが自由に使用できます。脱衣場洗面台には櫛・ブラシの他、ドライヤーや整髪料、ローション類などが完備されており、アメニティ類は充実しています。

泉質:源泉名は弘城温泉。蒲田温泉と同様な「黒湯」で、透明度は5cmほどしかありません。源泉温度は17.8℃、湧出量は200L/分。泉質はナトリウム・炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉で、ガス性除く成分総計は1486mg/kg。モール泉特有の芳香と味がし、肌のツルスベ感があります。

コメント:仮眠室も液晶テレビ付きの安楽椅子やベッドがあり、ゆったりと休めました。出張等で東京にお出かけの方で、掛け流し天然温泉を味わいたい方にはお勧めできます。

(2006年11月)

ニューセントラルホテル

東京都千代田区神田多町2-7-2  TEL:03-3256-2171
http://www.pelican.co.jp/newcentralhotel/index.html

場所:JR神田駅から徒歩3分と交通の便は良いです。すぐ向かいにはコンビニがあり、飲食店も多数あり不自由しません。

浴室:天然温泉ではありませんが、地下に大浴場があります。大浴槽とサウナ、水風呂があるのみですが、出張で疲れた体を休めるには必要十分です。浴槽はオーバーフローがい多いですが、循環式と思われます。洗い場にはボディソープ、シャンプー類は当然あります。カミソリは無料で使えます。浴室に簡単な休憩場所があり、新聞が置いてあります。

コメント:自販機の値段は安くて良心的です。客室にはLANが敷かれ、簡単にネットに接続できて便利です。トイレはシャワートイレです。曜日によって割引があり、早期予約割引もあるのでホームページ等で確認されると良いでしょう。交通至便なのでお勧めできます。

(2008年2月)

亀島川温泉 新川の湯 ドーミーイン東京八丁堀

東京都中央区新川2-20-4   TEL:03-5541-6700
http://www.hotespa.net/hotels/tokyohatchobori/

場所:東京駅から京葉線で一駅。JR八丁堀駅からすぐです。東京駅八重洲口から無料の送迎バスもあり、アクセスは大変便利です。
 ここの魅力は「亀島川温泉・新川の湯」という天然温泉があること。こんな都心で天然温泉を楽しめるのは良いですね。2階にフロントと男女の大浴場があります。女湯は鍵がかかっていて暗証番号で解錠するようになっていますが、男湯はフリーに入れます。脱衣場には鍵付きロッカーがあります。

浴室:6畳ほどの大浴槽(源泉を加熱循環)、大きめのサウナ、外に露天風呂(一部浅くなっており、気泡浴あり、これは非源泉)と非加熱源泉浴槽があります。露天風呂は屋根がありますし、板塀で囲まれていますので、露天という雰囲気は少ないかもしれません。
 洗い場は仕切り付きで6カ所。ボディソープ、シャンプー、リンス、シェービンブフォームがあります。脱衣場洗面台には、整髪料、ローション類があります。

泉質:源泉名は亀島川温泉。泉質はナトリウム・マグネシウム-塩化物冷鉱泉。源泉温度16.8℃、PH7.9、成分総計4949mg/kg。実際の湯は、無色透明無臭ですが、ほどよい塩味がします。ツルスベ感はありません。加熱・循環・塩素消毒されていますが、塩素臭は感じません。オーバーフローもあって、入浴感は良かったです。非加熱源泉浴槽に入りましたが、源泉供給が少ないのが残念です。

コメント:私が利用した部屋は、ネット予約の一番安いプランでしたが、ビジネスホテルのシングルルームとしてはかなり広く、一部畳敷きだったり、洗面台がミニキッチン風であったりして面白かったです。風呂はなかったですが、シャワーはありました。トイレは洗浄式で良かったです。安価で宿泊できて温泉も楽しめるということで、温泉好きの皆さんにお勧めのホテルです。

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(2010年5月)

すえひろの湯 ドーミーイン秋葉原

東京都千代田区外神田4-12-5   TEL:03-5295-0012
http://www.hotespa.net/hotels/akihabara/

場所:地下鉄銀座線・末広町駅からすぐ。JR秋葉原駅からも5分ほどですが送迎バスもあります。すぐ近くにコンビニがあって便利です。

浴室:大浴場は9階にあります。脱衣場には脱衣棚・脱衣かごがあり、コインランドリーもあります。洗面台には整髪料、ローション、ドライヤー、ヘアブラシ、綿棒が置いてありました。
 内湯は、3畳ほどの石造りの浴槽のほか、サウナと小さな水風呂があります。浴室内に木が配されて、癒しの雰囲気を作り出しています。2方に大きなガラス窓があって、浴室は狭いものの開放感があります。大浴槽はオーバーフローされていて、湯に浸かるとザーと湯があふれ、気持ち良く入浴できます。
 洗い場は仕切り付きで、4+1ヶ所あります。ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、シェービングフォームが置いてありました。
 露天風呂は、石造りの大浴槽と小さな檜風呂があります。大浴槽の正面には大画面テレビがあって、風呂に浸かりながらテレビを見ることができます。このテレビは、内湯からも大きなガラス窓を通して見ることができて、すばらしいと思います。檜風呂は2人用程度で小さいですが、入るとダバーっと湯があふれて、贅沢気分を味わえます。

泉質:残念ながら、湯は温泉ではありません。しかし、加熱循環されているものの、オーバーフローが多く、気持ち良く入浴できます。特にテレビを見ながら入浴できるのは感激です。

コメント:9階にありながら景色を見ることができないのは残念です。しかし、コンパクトではあるものの、狭さを感じさせない良くできた浴室であり、他施設も参考にされると良いと思いました。
 ドーミーイン名物の無料の夜鳴きそば(ラーメン)をここでもやっており、夜食には良かったです。朝食は600円で、十分な内容でした。
 ロケーション、料金、館内設備、すべてにおいて満足できるホテルであり、温泉にこだわらなければ、お勧めできます。

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(2011年11月)

楽楽の湯 ドーミーイン水道橋

東京都文京区本郷1-25-27   TEL:.03-3815-4790
http://www.hotespa.net/hotels/suidobashi/

場所:東京ドームのすぐ近く。JR水道橋駅や地下鉄・後楽園駅、本郷3丁目駅から徒歩数分の便利な場所にあるのですが、細い路地に隠れるように建っており、ちょっとわかりにくいかもしれません。

浴室:地階に「楽々の湯」という男女大浴場があります。女湯は施錠され、暗証番号で入場しますが、男湯は鍵がありません。脱衣場には脱衣棚に脱衣籠があり、貴重品は貴重品ボックスに入れます。
 内湯は、一段上がった場所に檜造りの四角い大浴槽があり、ここが人工炭酸泉となっていました。浴槽の側壁に、炭酸の注入口があり、連続的でなく、間歇的に炭酸の注入がなされていました。その横には水風呂とサウナがあります。この水風呂も立派で、ここの注水口からは間歇的に水が供給されていました。
 他に、露天風呂のような雰囲気を持つドアで仕切られた檜造りの小浴槽があります。ここの湯温は炭酸泉浴槽より高温で、間歇的に湯の注入がありました。
 洗い場は仕切り付きで、5ヶ所。ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、シェービングフォームがあります。
脱衣場洗面台には、整髪料、ローション、綿棒、ヘアブラシ、ドライヤーがありました。

泉質:湯は天然温泉ではありませんが、人工炭酸泉です。肌に炭酸ガスの気泡が付着し、気持ち良かったです。湯温は高くはないですが、炭酸の効果で、温まりは良かったです。朝の入浴時は炭酸泉にゆずが浮かべてありました。

コメント:コンパクトながらも、風呂好き・温泉好きの心をくすぐる工夫があって、楽しめました。地階にあって、当然景色は見えませんが、不満を感じさせないところが憎いです。小浴槽などは、あたかも露天風呂に入っている気分にさせてくれます。
 私の泊まった部屋は、狭くて、ユニットバスも狭小でしたが、どうせ部屋の風呂には入りませんので、不満というほどではありませんでした。
 朝食のバイキングはまあまあ。フロント前で無料のコーヒーサービスがあったり、新聞のサービスがあったり、なかなか良い宿でした。


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(2012年11月)

ときわホテル

東京都荒川区西日暮里2-21-11  TEL:03-3891-7111
http://www.tokiwahotel.com/

場所:JR日暮里駅北口改札を出て、東口より左方向に進むとすぐにあります。近くにコンビニがあって便利です。周りには高層ビルが建ち、近代的ですが、その中にレトロな雰囲気を感じさせます。玄関で靴を脱いで、スリッパに履き替えて入館します。

浴室:大浴場は1階にあります。三朝の湯という名前で、人工ラジウム泉です。浴室には小さな大浴槽があり、無色透明の湯が満ちています。大きなガラス戸の先に坪庭が見えて、落ち着きがあります。
 洗い場は4ヶ所。ボディソープ、シャンプー、コンディショナー等があります。脱衣場洗面台には、整髪料、ローション類、ヘアブラシ、ドライヤーなど、それなりに揃っています。ハンドタオル、バスタオルが積んであって、自由に利用できるのも便利です。

泉質:人工のラジウム泉で、「ナノバブル発生装置」も設置されており、目に見えないナノバブルとオゾンが注入され、殺菌と温浴効果を高めているのだそうですが、無色透明無味無臭の湯は特徴はありません。

コメント:浴槽に入ると、ザバーっと湯がオーバーフローして気持ち良かったです。カルキ臭もしませんし、小規模ホテルで、利用者も少ないため、ゆったりと湯に浸かることができて、快適でした。
 近代的な日暮里駅前とは対照的なレトロなホテルですが、その分料金は良心的です。館内の自販機の料金も通常の値段でした。交通至便で、大浴場付き。古さを気にしなければお勧めできます。

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(2012年5月)

アパホテル<浅草 蔵前>

東京都台東区駒形2-4-6  TEL:03-5806-2111
http://www.apahotel.com/hotel/shutoken/18_asakusa-kuramae/index.html

場所:銀座線浅草駅から徒歩10分、大江戸線蔵前駅からなら2分という場所です。ビルとビルの間の狭い土地に建てられており、間口は大変狭く、うっかりすると通り過ぎてしまいそうですが、奥行きはあります。

浴室:最上階の12階に「玄要の湯」という「ラヂウム人工温泉大浴場」があります。他のアパホテルと同様に、浴室には部屋のカードキーを使って入ります。
 浴室は広くはありません。浴槽がひとつあるのみで、サウナなどはありません。露天風呂があり、通常の小さな浴槽と丸い一人用の壷湯がありました。壺湯は温度が高めになっていました。塀に囲まれて直接景色は見えませんが、塀の隙間からは、東京スカイツリーを望むことができます。塀がなければ眺望は良いはずなのですが、周りにビルがありますから、目張りは仕方ないでしょう。
 洗い場は仕切りつきで7ヶ所。ほかにシャワーブースがありました。ボディソープ、シャンプー、コンディショナーがあります。
 脱衣場は脱衣棚に脱衣籠がありますが、鍵付きロッカーではありません。貴重品ボックスはあります。洗面台にはドライヤー1台と綿棒はありましたが、整髪料やヘアブラシなどはありませんでした。アメニティとしては十分ではありません。

泉質:「ラヂウム人工温泉」ということですが、無色透明無味無臭の特徴のない湯です。この特徴のなさが「ラヂウム泉」の特徴なのですけれど。

コメント:利用者数に比して、浴室は狭く、浴槽も小さすぎます。湯の鮮度の劣化も否めず、この点は残念と言わざるを得ません。
 しかし、なんだかんだ言っても大浴場はゆったりできて良いです。露天風呂からスカイツリーが見えるのも良いです。
 私の部屋からは隣のビルの壁が見えるだけで景色は楽しめませんでしたが、部屋によってはスカイツリーが展望できるそうです。料金も手頃ですので、出張の宿としてお勧めです。浅草も徒歩圏内であり、観光用にも良いでしょう。

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(2012年5月)

水月ホテル鴎外荘

東京都台東区池之端3-3-21  TEL:03-3822-4611
http://ohgai.co.jp/

場所:JR上野駅から徒歩15分程度で、地下鉄千代田線・根津駅からは徒歩5分です。不忍池近くの静かな環境にあり、周りには飲食店やコンビニ等はありません。森鴎外ゆかりの宿で、敷地内に森鴎外旧邸があります。

浴室:本館、新館、東館からなるホテルですが、本館2階に浴室があります。天然大理石風呂の「福の湯」と、古代檜漆塗り風呂の「檜の湯」があり、男女交互に使用されますが、広くはなく、脱衣場・浴室ともにコンパクトです。ともに浴槽が一つあるのみで、サウナや露天風呂はありません。洗い場にはボディソープ、シャンプー、コンディショナーがあります。

泉質:源泉名は鴎外温泉。メタケイ酸、重炭酸そうだの項による温泉で、療養泉には該当せず、泉質名はつきません。源泉温度18.4℃、湧出量20L/分、PH 8.2、ガス性除く成分総計は0.524g/kgです。
 湯は紅茶色透明、無味無臭ですが、ツルスベ感があります。黒湯と言うほどの濃さではありませんが、なかなか魅力的なモール泉です。湯は加熱循環されているものの、浴感は良好であり、温まりも良いです。

コメント:都内第一号に認定された天然温泉だそうで、歴史ある温泉温泉です。その分古さも感じますが、それも魅力でしょう。都心でこのような天然温泉に浸かれる宿があるというのは良いですね。各種プランがありますが、1650円で立ち寄り湯もやっています。

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(2017年1月)

横浜

アパホテル横浜関内

横浜市中区住吉町3丁目37‐2   TEL:045-650-6111
http://www.apahotel.com/hotel/shutoken/08_yokohamakannai/index.html

場所:JR関内駅北口から徒歩3分、地下鉄関内駅から徒歩1分、みなとみらい線馬車道駅からも徒歩10分もかからず、交通の便はよいです。新しくてきれいなホテルですが、低料金で宿泊できます。客室はもちろんバス・トイレ付きですが、最上階の14階に大浴場があります。

浴室:部屋のカードキーを使って浴室に入ります。大浴槽、サウナ、水風呂のほかに、空しか見えない申し訳程度の露天風呂があります。洗い場は仕切付きで、ボディソープ、シャンプー類は当然ながらあります。タオル類は部屋から持参します。

コメント:エレベーターホールからはランドマークタワーを始めとする高層ビル群が一望できますが、浴室には窓がなくて景色が見えないのが残念です。市街地のど真ん中ですから仕方ないのでしょうが。大浴場としては目立つものはありませんが、部屋のユニットバスよりは数倍くつろげます。部屋にはLANが完備し、ドリンクのサービス付き。交通至便で低料金であり、お勧めできます。

(2008年5月)

千葉

アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉

千葉市美浜区ひび野2-3   TEL:043-296-1111
http://www.tokyobay-makuhari.com/

場所:JR京葉線・海浜幕張から徒歩数分。幕張メッセの隣にある超高層ホテルです。昔は幕張プリンスホテルでしたが、APAが買い取り、4階に大浴場を作って再オープンしました。

浴室:大浴場は「玄要の湯」といい、「喜楽の湯」、「粋美の湯」という2つの浴室が奇数・偶数日で男女交互に入れ替わります。浴室へは客室のカードキーで入室します。
 どちらの浴室も広くはないのですが、内湯、サウナ、露天風呂があります。それぞれが小さいですが、多種多様な浴槽には驚かされます。露天風呂には屋根や塀があり、景色が全く見えないのが残念です。
 洗い場は仕切りつきで、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーがあります。脱衣場洗面台には、整髪料やローション類がありますが、ヘアブラシや剃刀類はありませんので、客室から持参する必要があります。

泉質:残念ながら天然温泉ではありませんが、人工ラジウム温泉との掲示がありました。

コメント:大きなホテルの割りに、浴室が狭いのが難点ですが、多彩な浴槽があって楽しむことができます。
 50階建ての超高層ホテルで、外観は高級感が漂いますが、APA系列であり、中身は庶民的です。館内にローソンがあるのは便利です。宿泊料金も高くはなく、出張の宿としてはお勧めです。 

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(2011年11月)

高崎

アパホテル高崎駅前

群馬県高崎市八島町232-8   TEL:027-326-3111
http://www.apahotel.com/hotel/shutoken/01_takasaki-ekimae/index.html

場所:JR高崎駅西口から直結で交通至便です。新しいだけあって、客室も大変きれいです。もちろんバス・洗浄トイレ付き。

浴室:大浴場は2階にあります。浴室はコンパクトでゆったり感は乏しいですが、温泉旅館じゃないですから必要十分でしょう。内湯は長方形の大浴槽と半畳ほどの水風呂、TV付きのサウナがあります。石造りの2畳ほどの露天風呂がありますが、屋根や壁があるので、露天という表現は疑問かもしれません。
 洗い場は仕切り付きで6カ所、ほかにシャワーブースが2カ所あり、ボディソープ、シャンプー、リンスが置いてあります。脱衣場は鍵付きロッカーと鍵なしの脱衣棚があり、洗面台にはドライヤーのほか、整髪料やローション類、綿棒などがあります。

泉質:源泉名はAPA高崎駅前温泉(玄要の湯)、泉質は単純温泉、源泉温度 27.1℃、PH:7.1、湧出量:134L/min、掘削深度:600m。主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成16年1月7日分析)は、Na 23.4、K 4.5、Mg 9.1、Ca 14.6、Fe(II) 0.6、Mn 0.2、F 0.1、Cl 5.1、SO4 0.2、HCO3 153、 CO3 0.1、メタケイ酸 89.1、メタ硼酸 0.2、遊離CO2 2.2であり、成分総計は0.30g/kgです。源泉の使用状況は、加水なし、加温あり、循環濾過あり、塩素系消毒剤ありと掲示されていました。

コメント:実際の湯は無色透明で若干のカルキ臭があります。薄い単純温泉で、加熱循環されていますから、特徴は感じられませんが、客室のユニットバスに比べたら数倍くつろげます。やはり大浴場は良いですね。

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(2009年12月)

榛名の湯 ドーミーイン高崎

群馬県高崎市あら町55-1   TEL:027-330-5489
http://www.hotespa.net/hotels/takasaki/

場所:JR高崎駅西口から市役所方面への大通りをまっすぐ進み、ガストの角を右折するととすぐです。駅から徒歩7分の便利な場所にあり、繁華街がすぐ近くです。2009年4月にオープンした新しいホテルであり、客室の広さも十分。きれいに管理されていて、清潔感があります。トイレは洗浄付き。ベッドも大きく、快適に眠れました。もちろんネットにもすぐにつながります。

浴室:10階に大浴場があります。決して広くはないものの、必要十分な浴室です。内湯は石が配された和風の大浴槽のほか、TV付きのサウナ、水風呂があります。大浴槽の一角は電気風呂になっていて、心地良い刺激をうけることができます。露天風呂もありますが、残念ながら空は見えるものの景色を展望することはできません。湯温は内湯より高く設定されていました。
 洗い場は仕切り付きで6ヶ所。ボディソープ、シャンプー、リンス、シェービングフォームがあります。脱衣場には鍵付きロッカーがあり、洗面台には整髪料やローション類が置いてあります。

泉質:残念ながら天然温泉ではありません。人工ラジウム温泉ということですが、無色透明無味の循環湯で、当然ながらカルキ臭があります。

コメント:ドーミーイン名物の無料の「夜鳴きそば」(ラーメン)はここでもやっています。新聞の無料サービスもあります。低料金でありながら満足度は高いと思います。駅からすぐですし、出張の折にはおすすめの宿です。

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(2012年1月)

いわき

ランドホテルいわき

福島県いわき市平字大工町10-6  TEL:0246-25-1117
http://www.landhotel.jp/iwaki/01top/

場所:上野から常磐線スーパーひたちで2時間15分。いわき駅前にあるビジネスホテルです。駅を背に左に進み、徒歩5分ほどです。途中飲食店が多数あり、ホテルの向かいにはイトーヨーカドーがあります。2007年4月オープンの新しいホテルですが、シングル5500円(2008年11月現在)と低料金であり、簡単なバイキングの朝食付きです。目玉はヒーリングスパがあること。2階に受付があり、宿泊者は無料ですが、一般客の利用も可能です。

浴室:小さな大浴槽と水風呂、サウナがあるのみで、たいへんコンパクトです。景色は見えません。洗い場は仕切付きです。ほかに岩盤浴があり、別料金ですが、300円と格安です。

コメント:スパの受付前はラウンジになっており、ここが朝食会場にもなります。いわき駅前には多数のホテルがありますが、大浴場付きで格安、新しくきれいということでお勧めできます。

(2008年11月)

金沢

アパホテル金沢駅前

金沢市広岡1-9-28  TEL:076-231-8111
http://www.apahotel.com/hotel/ah_kanazawaekimae/index.html

場所:金沢駅西口直結で交通至便です。14階建てのきれいなホテルですが、低料金でお得です。なんと言っても魅力は、サウナ・露天風呂付き大浴場。都市型サウナ「エキスパ」として一般客も3時間1000円、1日2000円で利用可能ですが、宿泊客は無料で利用できます。

浴室:「玄要の湯」という大きな内風呂のほかサウナと露天風呂があり、さらに階段を上がった上階にも露天風呂があります。1人用の丸い浴槽が3つ。金沢駅前の超高層ビルを眺めながらの入浴は格別でした。サウナにはサウナパンツが用意されていて、気持ちよく利用できるのはすばらしいです。

泉質:天然温泉でないのが残念ですが、塩素臭くもありません。

コメント:レストルームも充実。ヘッドレストにスピーカーの付いたリクライニングソファーが多数あって、ゆったりと休めます。1000円払っても納得できる施設です。
 私の泊まった客室はよくあるビジネスホテルと同様でしたが、インターネット接続無料、ビデオ視聴無料、さらに冷蔵庫の栄養ドリンク無料、朝食のバイキング充実、とサービス面はすばらしかったです。金沢駅周辺に宿泊される方は、ここをお勧めします。なお、繁華街の片町にあるアパホテル金沢中央には天然温泉サウナ片町がありますので、そちらもお勧めです。
 夕方時間が空いたので金沢駅から香林坊・片町、さらに21世紀美術館、兼六園と歩いて回ったら疲れ果ててしまいましたが、金沢は名所や繁華街がコンパクトにまとまっていていいですね。金沢駅周辺の整備状況は我が新潟市のはるか先を行っています。雑然とした新潟駅の改修はまだまだ先の話。政令都市になるとは言っても見劣りしちゃいますね。

(2005年6月)

名古屋

名古屋クラウンホテル

名古屋市中区栄1-8-33   TEL:.052-211-6633
http://www.nagoyacrown.co.jp/

場所:地下鉄東山線伏見駅から徒歩5分。JR名古屋駅からでも徒歩15分程度です。各部屋は当然ながらバス・トイレ付きですが、三蔵温泉という天然温泉大浴場があります。

浴室:地下1階に壱の湯、1階に弐の湯があり、男女で分かれます。夜の男湯は弐の湯、朝は壱の湯でした。
 地下にある壱の湯は内湯のみです。地下にありながら、大きなガラス窓があり、開放感があります。大きな長方形の大浴槽があり、窓から滝が見えます。
 1階の弐の湯は、窓がなく、景色は見えません。内湯の大きな長方形の大浴槽のほか、露天風呂があります。ただし、塀や屋根があり、露天という雰囲気は感じられません。
 洗い場は仕切りなしですが多数あります。木の洗い桶、椅子が良い感じです。ボディソープ、シャンプー、リンス、固形石鹸が置いてあります。
 脱衣場洗面台には整髪料、カミソリ、櫛、ヘアブラシなど、必要なものは揃っています。弐の湯の脱衣場には休憩場所があり、安楽椅子が多数ありました。日帰り入浴(1700円と高額)もやっており、そのための休憩場所のようです。

泉質:源泉名は三ツ蔵温泉。泉質は単純温泉。源泉温度は28.7℃。湯は淡黄色・微濁。無味無臭ですが、ツルスベ感があります。加熱・循環ですが、非加熱源泉が注がれ、オーバーフローもあるので、湯の鮮度は悪くありません。湯の注ぎ口付近では泡付きもありました。カルキ臭がすることもなく、気持ち良く入浴できました。泉質は新潟で言うと、寺宝温泉に良く似た印象です。次項で紹介する「アパヴィラホテル」も良く似ています。距離的に近く、同じ湯脈と思われます。

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                                                       (2011年5月)

アパヴィラホテル名古屋丸の内駅前

名古屋市中区丸の内2丁目17-28  TEL:.052-231-9111
http://www.apahotel.com/hotel/toukai/02v_nagoyamarunouchi-ekimae/index.html

場所:名前の通り、地下鉄丸の内駅出口にあります。大きな交差点に面していますが、アップルパレスという大きなマンションの隣に隠れるようにしてあります。

浴室:浴室は最上階の14階にあります。残念ながら浴室に窓はなく、展望風呂という訳ではありません。建物自身の敷地が狭いため、浴室の面積も広くはありません。
 内湯は長方形の大浴槽のほか、サウナと水風呂があります。露天風呂があるのですが、塀に囲まれていて景色は見えません。かろうじて塀の上から高層ビルが見えます。男女浴室は構造が違いますが、入れ替えがないので、女湯がどうなっているのかは不明です。
 洗い場は仕切り付きで、ボディソープ、シャンプー、リンスがあります。脱衣場洗面台には整髪料等がありますが、カミソリや櫛類がなく、部屋から持参する必要があります。私はカミソリを持ってくるのを忘れて部屋に取りに戻ったりしました。

泉質:源泉名はアパ名古屋丸の内。泉質は単純温泉。源泉温度29.6℃。湯は淡黄色透明。無味・無臭ですが、ツルスベ感があります。加熱・循環されていますが、非加熱源泉の投入もあり、オーバーフローも十分にあります。カルキ臭がすることもなく、気持ち良く入浴できます。
 驚くべきは泡付きがあること。先に紹介した「名古屋クラウンホテル」も同様の泉質で泡付きがありましたが、それ以上の泡付きで、新潟で言えば寺宝温泉並です。これは期待していなかっただけに感激しました。

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(2011年5月)

アパホテル名古屋栄

名古屋市中区栄4-10-16  TEL:.052-242-9111
http://www.apahotel.com/hotel/toukai/04_nagoyasakae/

場所:地下鉄栄駅12番出口から徒歩5分。中区役所を過ぎ、スタバの手前を右折するとホテルが見えます。

浴室:展望大浴場は最上階の15階にあります。脱衣場は、ホテルの規模に比して狭く感じます。脱衣棚に脱衣籠があるのみで、貴重品ボックスは別にあります。洗面台はいたってシンプル。備品は寂しく、整髪料などはありません。カミソリなどは部屋のものを持参する必要があります。
 浴室も非常にコンパクトです。左に掛け湯、ジェット付大浴槽、右に仕切り付の洗い場が多数並んでいます。シャワーブースも1ヶ所あります。浴槽の大きさに比して、洗い場の数は多いです。
 外には露天風呂があります。石造りの浴槽のほか、小さめの壺湯が2つありました。ザバーと湯をあふれさせて壺湯に浸かるのは気持ち良かったです。
 15階ですから、眺めは良いのですが、さすがに場所的に目張りがされていて、隙間から景色を見ることになります。そのため開放感はありませんが、露天風呂には違いありません。都会の真ん中で露天風呂を楽しめるというのは良いですね。

泉質:残念ながら天然温泉ではありませんが、「ラヂウム人工温泉」とのことです。見た目、浴感とも通常の沸かし湯との区別はつきませんが、ありがたいと思って湯に浸かると、温まり方も違うように思います。まあ、気分の問題ですね。


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(2014年6月)

大阪

湯元「花乃井」スーパーホテル大阪天然温泉

大阪市西区江戸堀3-6-35 TEL:06-6447-9000
https://www.superhotel.co.jp/osakaspa/

場所:地下鉄阿波座駅から徒歩5分、肥後橋駅からは徒歩15分です。大阪国際会議場まで徒歩10分と便利です。 

浴室:地下1階に大小浴室があり、男女入れ替えで使用されます。外来入浴も受け入れており、外来者専用の入口もあります。
 脱衣場には縦長のスチールロッカーがあり、パウダールーム、安楽椅子がある休憩室があります。洗面台には、整髪料、ローション類が揃っています。カミソリや歯ブラシ等は、受付でもらえます。
 浴室はドイツ直輸入の本格クア施設で、厚生労働大臣認定温泉利用プログラム型健康増進施設だそうです。
大浴槽、寝湯、強力な打たせ湯、カイザーバスという名のジェットバス、サウナ、水風呂など、スーパー銭湯並みの多彩な浴槽がコンパクトな浴室内に効率的に配置されています。
 洗い場には、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーがあるほか、洗顔ソープ、シェービングフォーム、固形石鹸もあります。

泉質:源泉名は、なにわ温泉(スーパーホテルCity大阪天然温泉)。泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)。源泉温度35.4℃。湧出量180L/分(動力揚湯)。PH 7.9。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成28年5月30日分析)は、Li <0.1、Na 145.2、K 14.2、Ca 11.9、Mg 6.7、Al <0.1、Fe(II) 0.6、Fe(III) <0.1、NH4 7.6、Ba 0.1、Mn 0.1、F <0.1、I 1.5、Br <0.1、Cl 21.1、SO4 0.3、HCO3 432.4、CO3 <1、NO3 0.1、NO2 1.0、S2O3 <0.1、メタケイ酸 65.7、メタホウ酸 1.0、遊離CO2 1.1、遊離H2S 1.0 など、ガス性除く成分総計は709.6mg/kgです。
 加水なし、加温あり、循環濾過装置使用、塩素系薬剤使用と掲示されていました。モール泉系の湯は肌に柔らかく、温まりが良く、なかなか汗が引きませんでした。露天風呂があれば最高ですが、現状でも十分に満足できます。

コメント:設備、サービスにこだわらず、安価に温泉でゆったりしたい人には便利なホテルです。出張の宿としてお勧めできます。

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(2019年5月)

堂島川温泉 天神の湯 ドーミーイン梅田東

大阪市北区西天満3丁目5-35   TEL:.06-6311-9001
http://www.hotespa.net/hotels/umedahigashi/

場所:案内には「大阪の中心、梅田駅よりひとつめの駅 南森町駅より徒歩3分の立地」とありましたが、田舎者にはわからず、大阪駅からタクシーで行きました。時間帯によっては大阪駅からの無料送迎バスの利用ができます。 

浴室:1階に男女大浴場があります。浴室は内湯として温泉浴槽と水風呂、サウナ、そして温泉の露天風呂があります。浴槽は石造りで、落ち着いたデザインです。露天風呂は塀で囲まれ、屋根もあるので、露天というべきかどうかは意見が分かれそうです。 
 洗い場は仕切り付きで6か所。ほかにシャワーブースがあります。ボディーソープ、シャンプー類のほか、シェービングフォームがあって良かったです。脱衣場には鍵付ロッカーがあります。浴室にタオルはありませんので、部屋のものを持参します。

泉質:源泉名は「堂島川温泉 天神の湯」。泉質は単純温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)。源泉温度32.3℃、湧出量150L/分(動力)、PH 7.52。主な成分(イオン濃度、mg/kg、平成18年4月3日分析)は、Na 105.3、K 7.4、NH4 13.1、Mg 8.4、Ca 14.7、Sr 0.1、Mn 0.3、Cl 3.8、SO4 0.1、HCO3 406.7、CO3 0.8、メタケイ酸79.9、メタホウ酸0.8、遊離二酸化炭素19.5 など、ガス性除く成分総計は809mg/kgです。
 実際の湯は微淡黄色透明で、無味無臭。ツルスベ感はありません。湯は加熱・循環されており、オーバーフローはありませんでした。利用者が多くはなくて、夜・朝ともに貸切状態の利用ができました。

コメント:安価なビジネスホテルですが、天然温泉を利用できて良かったです。加熱循環の単純泉で、温泉のインパクトは少なかったですが、大きな浴槽にゆったり浸かっていると、心身ともに癒されました。
 客室も値段の割に狭苦しさはなく、快適に休めました。無料の夜鳴きそばや新聞の朝刊の無料サービスもありました。お勧めできるホテルです。

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(2010年11月)

アパヴィラホテル淀屋橋

大阪市中央区伏見町3丁目1?9   TEL:.06-6228-4111
http://www.apahotel.com/hotel/kansai/11v_yodoyabashi/

場所:地下鉄淀屋橋駅から徒歩数分の好立地です。周りには飲食店が少ないですが、すぐ前にコンビニがあって便利です。

浴室:地下階1階に男女大浴場があります。浴室には石造りの大浴槽のほかサウナがあります。露天風呂は、塀で囲まれ、屋根もあり、わずかな隙間から外が見えるのみです。
 洗い場は仕切り付きで、ボディーソープ、シャンプー類が揃っています。脱衣場には脱衣ロッカーのほか貴重品入れがあります。洗面台に必要な備品が揃っています。
 
泉質:源泉名はアパ淀屋橋温泉。泉質は単純温泉。源泉温度29.3℃。主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成27年6月8日分析)は、LI <0.1、Na 83.8、K 12.5、NH4 17.5、Mg 6.4、Ca 8.9、Sr <0.1、Ba <0.1、Al <0.1、Mn 0.2、Fe(II) 0.9、Fe(III) <0.1、F <0.1、Cl 5.0、Br <0.1、I <0.1、HS <0.1、S <0.1、S2O3 <0.1、SO4 <0.1、HCO3 340.9、CO3 0.5、メタケイ酸 79.7、メタホウ酸 0.9、メタ亜ヒ酸 <0.1、遊離CO2 46.9、遊離H2S <0.1 など、ガス性除く成分総計は557.5mg/kgです。加温あり、循環・ろ過あり、消毒ありと記載されていました。
 実際の湯は、薄い考茶色で、無味無臭。若干のすべすべ感があり、温まりは良いです。

コメント:どうせ泊まるなら温泉付きビジホです。単純温泉ではありますが、モール泉系の泉質で、温泉としての味わいは十分に感じられます。大阪の中心部で、このような天然温泉を楽しめるのは幸せなことだと思います。

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(2016年5月)

京都

ドーミーインPREMIUM京都駅前

京都府京都市下京区東塩小路町558-8  TEL:.075-371-5489
http://www.hotespa.net/hotels/kyoto/

場所:JR京都駅を背に、京都タワーを正面に見て、右手に進んで2-3分のところにあり、交通の便は抜群です。1階にコンビニが併設されていて、買い出しにも便利です。

浴室: 「天然温泉 花蛍の湯」という大浴場が9階にあります。脱衣場には鍵付脱衣ロッカーがあり、洗面台には各種備品が必要十分に揃っています。
 内湯には長方形の大浴槽がひとつあります。「冷水枕」というものがあり、頭を冷やしながら寝湯を楽しむことができます。ほかにTV付のドライサウナと水風呂があります。
 露天風呂は、石造りの浴槽(人工炭酸泉)のほか、壺湯(市水)がひとつあります。石造りの露天風呂は底に竹を模したビニル製のものが敷かれ、ソフトで気持ち良かったです。
 洗い場は仕切り付きで、ボディソープ、シャンプー、リンス、シェービングフォーム等が揃っています。

泉質:温泉は内湯のみ使用されています。源泉名は能勢アートレイク温泉。湧出地は大阪府の能勢町になっていますので、ローリーしてきたものと思われます。
 泉質は、フッ素イオンとメタケイ酸の項により規定される温泉であり、療養泉に該当しませんので、泉質名は付きません。pH 9.99と、アルカリ度の高さは特筆できます。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成21年12月18日分析)は、Na 109.6、K 0.5、Ca 0.6、F 20.8、Cl 6.9、SO4 0.1、HCO3 94.6、CO3 56.9、メタケイ酸70.9、メタホウ酸1.6 などで、ガス性除く成分総計は363mg/kgです。
湯は無色透明無味無臭ですが、アルカリ性を反映して、ツルスベ感が強くて、浴感は良好です。加水なし、加温あり、循環ろ過あり、塩素系消毒剤ありと掲示がありました。

コメント:ローリー温泉ですので、加熱循環は仕方ありませんが、十分に満足できる温泉です。源泉至上主義者にはお勧めできませんが、私は楽しめました。

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(2016/6/10)

KKR京都 くに荘

京都府京都市上京区河原町通荒神口上る東入東桜町27-3  TEL:.075-222-0092
http://www.kuniso.com/

場所:京都御所の隣、鴨川の岸辺の久邇宮邸の跡地に建つホテルです。国家公務員共済組合連合会の宿泊施設ですが、一般人も利用できます。

浴室: 1階奥に露天風呂付き男女大浴場があり、姉妹館の「KKRホテル熱海」から源泉を直送して使用しています。
 脱衣場には平安時代風の絵が描かれた鍵付脱衣ロッカーがあり、洗面台には各種備品が必要十分に揃っています。
 内湯には小さめな長方形の大浴槽がひとつあるのみです。無色透明な湯が注がれていますが、オーバーフローはありません。
 洗い場は仕切り付きで、固形石鹸、ボディソープ、シャンプー。コンディショナーが置いてありました。
 露天風呂は石造りで、静かな雰囲気の中で、ゆったりと浸かることができます。

泉質:源泉名は、熱海温泉熱海129号。泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性中性高温泉)。源泉温度64.3℃。pH 6.98。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成16年11月16日分析)は、Na 4258.0、K 197.5、Mg 359.1、Ca 3616.0、Mn 2.1、Fe(II) 1.2、Cl 13100.0、Br 0.2、SO4 1408.0、S2O3 0.2、HCO3 53.8、メタ亜ヒ酸 0.1、メタケイ酸 53.0、メタホウ酸 11.2、遊離CO2 28.1 など、成分総計は23.09g/kgです。
 もちろんこれは源泉での数値であり、ローリーされてきた浴槽の成分がどうなのかは知る由もありません。当然ながら、加水あり、加熱あり、循環・ろ過あり、入浴剤使用なし、塩素系薬剤による消毒ありです。

コメント:はるばる熱海から運んできた温泉ですので、加水・加熱・循環は仕方ありませんが、温泉の味わいは感じられました。源泉至上主義者にはお勧めできませんが、私は楽しめました。
 鴨川の河畔の静かな環境にあって、ゆったりと過ごすことができます。料金も手ごろであり、泉質にこだわらなければお勧めできます。

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(2017/9/17)

神戸

ホテルクラウンパレス神戸

神戸市中央区東川崎町1-3-5   TEL:.078-362-1155
https://www.crownpalais.jp/kobe/

場所:JR神戸駅前にあり、地下通路で直結していて、交通の便は抜群です。

浴室:7階に宿泊者専用の「THE CLUB & SPA」というスパがあり、利用時間は15時から24時(最終受付23時30分)までです。
 中に入ると、浴室とリラックスルームがあります。脱衣場には鍵付ロッカーがあり、好きなものを選びます。洗面台には整髪料、ローション類、ヘアブラシ、カミソリ、綿棒、ドライヤーなど、備品類は必要十分にあります。
 浴室は豪華な雰囲気ですが、ホテルの規模に比して広くはありません。ジェット付浴槽を中央に、ジャグシー付の寝湯(1人用)、水風呂が連なった小ぶりの浴槽があるのみです。浴槽の狭さ比して、サウナは巨大であり、アンバランスです。
 洗い場は仕切り付きで5ヶ所のみで、ほかにシャワーブースが3ヶ所あります。ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、シェービングソープがあります。

泉質:残念ながら天然温泉ではありませんが、カルキ臭もきつくなく、気持ちよく入浴できました。

コメント:大浴場は朝の利用ができないのが残念です。神戸駅前の便利な場所にあり、宿泊利用としてはお勧めできます。

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(2019年6月)

神戸ハーバーランド温泉 万葉倶楽部

神戸市中央区東川崎町1-8-1 プロメナ神戸 7-16F   TEL:.078-371-4126
https://www.manyo.co.jp/kobe/

場所:JR神戸駅前の「プロメナ神戸」という複合ビル内にある24時間営業の温浴施設で、神戸駅からは地下通路で直結しています。エレベーターで9階に上がりますと受付があります。

浴室:脱衣場、浴室は11階にあります。脱衣場にはフェイスタオル、バスタオルが山積みされていて、使い放題です。化粧台は多数あり、アメニティ類は十分に備わっています。
 長い通路を歩いた先に、浴室があり、掛け湯、内湯大浴槽、寝湯、内露天風呂、高濃度炭酸泉浴槽、水風呂、ナノミストサウナ、ドライサウナなど、多彩です。内露天風呂は室内にあり、本当の露天風呂ではないのですが、浴室の壁がなく、外気が吹き込みますので、露天風呂気分は味わえます。
 ほかに別料金で岩盤浴もあります。18階屋上には足湯があり、神戸市街の眺望が抜群です。
 洗い場は仕切り付きで26ヶ所あり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、シェービングフォーム等が備わっています。他にシャワーブースが2ヶ所あります。

泉質:源泉名は不明ですが、 「さとわき湧玉の湯」と称しています。泉質はアルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)で、三木市から毎日運んで来ているそうですが、細かな分析表は掲示されていませんでした。無色透明無味無臭で特徴は感じられませんでした。

コメント:JR神戸駅に直結した好立地にあり、休憩設備、食事処は充実しています。豪華な健康ランドですが、宿泊用の個室があり、ホテルとしての利用も可能です。低料金で、映画を観たりしながら、1日ゆっくりと過ごすことができます。急に宿泊しなければならないときには便利です。

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(2019年6月)

福岡

西鉄イン博多

福岡市博多区博多駅前1丁目17番6号   TEL:.092-413-5454
http://www.n-inn.jp/hotels/hakata/index.php

場所:JR博多駅・博多口から徒歩4分。博多バスターミナルの横です。駅から歩くと途中にコンビニもあります。14階建てで、客室数は503。ビジホとしてはかなり大型のホテルです。

浴室:1階に男女大浴場があります。浴室にタオルはありませんので、部屋のものを持参します。脱衣場は広々としていて、鍵付ロッカーが多数あります。浴室に入りますと、すぐに掛け湯があり、右側に仕切り付きの洗い場が多数並び、ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。
 浴室の左にかなり大きな大浴槽があります。浴槽の上の注湯口からの給湯はなく、浴槽内に湯の注入があります。浴室は大きなガラス壁になっていて、開放感があります。
 外には露天風呂(半露天風呂)があります。1階ですので、当然ながら塀に囲まれ、景色は全く見えませんが、気分は明らかに露天風呂であり、気持ち良く入浴を楽しめました。他に、サウナと水風呂があります。

泉質:残念ながら天然温泉ではありませんが、カルキ臭もきつくなく、気持ちよく入浴できました。

コメント:JR博多駅前の好立地にあり、部屋の広さもビジネス利用には十分。新しくてきれいであり、料金も安いですし、出張の宿には最適と思います。

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(2014年5月)

ドーミーイン博多祇園

福岡市博多区冷泉町1-12   TEL:.092-271-5489
http://www.hotespa.net/hotels/hakata/

場所:地下鉄祇園駅から徒歩1分という便利な場所にあります。JR博多駅からも近く、場所も分かりやすいです。ホテルの1階にはコンビニ(ファミリーマート)があります。

浴室:2階に「御笠の湯」という男女大浴場があります。浴室にタオルはありませんので、部屋のものを持参します。浴室は施錠されていて、ルームキーで開錠します。脱衣場には鍵付ロッカーが多数あり、好きなものを選びます。洗面台には必要十分な備品が備えられています。
 浴室に入りますと、石造りの大浴槽があり、奥にドライサウナがあり、石造りの水風呂もあります。洗い場は木製の仕切り付きで、ボディソープ、シャンプー、リンス、シェービングフォームがあります。
 外には岩風呂ががあります。天井があり塀に囲まれ、露天風呂とは言えませんが、外気が感じられ、露天風呂気分で気持ち良く入浴を楽しめます。

泉質:源泉名は、天然温泉 御笠の湯、泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性高張性低温泉)です。源泉温度27.7℃、湧出量590L/分、PH7.6、ラドン 1.4x10-10Ci/kg。主な成分(イオン濃度mg/kg、平成20年1月21日分析)は、Li 1.3、Na 1700、K 9、Mg 17、Ca 2700、Sr 56、Ba 0.2、Mn 0.2、Fe(II) 0.8、F 0.4、Cl 7200、Br 23、SO4 440、HCO3 13、メタケイ酸 13、メタホウ酸 1.4、メタ亜ヒ酸 <0.1、遊離CO2 4、遊離H2S <0.1 など、ガス性除く成分総計は12.19g/kgです。
 源泉温度が低いので、当然加熱、循環・ろ過され、塩素消毒さているはずですが、温泉の利用状況に関する掲示は見つけられませんでした。
 実際の湯は、無色透明ですが、独特の薬臭を感じます。わずかにツルスベ感があります。自己責任で湯を飲んでみますと、塩味のほかに強烈な苦みと渋みがあります。浴感は良好です。

コメント:交通の便も良く、個性的な天然温泉を楽しめるのは魅力です。ドーミーイン名物の「夜鳴きそば」もやってますし、1階にはロビーに直結したコンビにもあって便利です。お勧めの宿です。

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(2014年11月)

ドーミーインPREMIUM博多・キャナルシティ前

福岡市博多区祇園町9-1   TEL:.092-272-5489
https://www.hotespa.net/hotels/hakatacanal/

場所:JR博多駅より徒歩数分の便利な場所であり、キャナルシティの隣にあります。

浴室:2階に「袖湊の湯」という男女大浴場があります。浴室にタオルはありませんので、部屋のものを持参します。浴室は男湯は鍵なしですが、女湯は暗証番号で入室します。脱衣場には鍵付ロッカーがあり、好きなものを選びます。洗面台には必要十分な備品が備えられています。
 浴室に入りますと、石造りの大浴槽と寝湯、水風呂があります。テレビ付きのドライサウナもあります。洗い場は仕切り付きで、ボディソープ、シャンプー、リンス、シェービングフォームがあります。
 外には岩作りの浴槽がありますが、塀や天井で囲まれていて、外気浴と称しています。露天風呂とは言えませんが、外気が感じられ、露天風呂気分で気持ち良く入浴を楽しめます。

泉質:源泉名は、天然温泉 御笠の湯、泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物泉(弱ルカリ性高張性低温泉)です。源泉温度27.7℃、湧出量590L/分、PH7.6、ラドン 1.4x10-10Ci/kg。主な成分(イオン濃度mg/kg、平成20年1月21日分析)は、Li 1.3、Na 1700、K 9、Mg 17、Ca 2700、Sr 56、Ba 0.2、Mn 0.2、Fe(II) 0.8、F 0.4、Cl 7200、Br 23、SO4 440、HCO3 13、メタケイ酸 13、メタホウ酸 1.4、メタ亜ヒ酸 <0.1、遊離CO2 4、遊離H2S <0.1 など、ガス性除く成分総計は12.19g/kgです。湯は加熱、循環・ろ過され、塩素消毒さています。
 実際の湯は、無色透明ですが、塩味のほかに強烈な苦みと渋みがあります。つるすべ感はないですが、浴感は良好です。

コメント:博多駅からすぐの場所で、個性的な天然温泉を楽しめるのは魅力です。ドーミーイン名物の「夜鳴きそば」もやってます。朝食も美味しく、お勧めの宿です。

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(2018年6月)