312 鈴木大介、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ロベルト・トレヴィーノ
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2015年5月10日(日) 12:30  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
ギター:鈴木大介
管弦楽:シンフォニア・ヴァルソヴィア
指揮:ロベルト・トレヴィーノ
 
スペイン版 愛と哀しみのパシオン


ロドリーゴ:アランフェス協奏曲

ファリャ:「恋は魔術師」より

(アンコール)
ファリャ:「恋は魔術師」より 「火祭りの踊り」
 
 
 次は、コンサートホールでの鈴木大介さんの「アランフェス協奏曲」です。鈴木さんのソロの公演は会場が狭いためもあって、チケット完売であり、知名度からしても集客が期待できるんじゃないかと思いましたが、それでも空席が目立ちました。
 私は、これからのコンサートホールでの3公演はセット券(4000円)を買いましたので、同じ席で聴くことになります。Dブロック最前列で、音響的にはなかなか良い場所です。

 当初はファリャで始まる予定でしたが、曲順が変更され、アランフェスで開演しました。オケの編成は小型で、弦5部は8-6-4-4-2。コンマスはこれまでと違って女性になりました。ギターはPAなしの演奏で、音量不足を感じましたが、抒情感にあふれる良い演奏だったと思います。

 後半はファリャの「恋は魔術師」の組曲です。オケの編成は大きくなり、12-10-8-6-4となりました。演奏は、ポーランドのオケではありますが、いかにもスペインというような明るさと華やかさを感じさせました。色彩感あふれるオケの演奏にホールは盛り上がり、興奮に包まれました。

 拍手に応えて、アンコールに「恋は魔術師」の中から「火祭りの踊り」をもう一度演奏して、さらに盛り上がり、終演予定時間を大きく超過して終演となりました。
   

(客席:2階D1−15、¥2000)