ラ・フォル・ジュルネ新潟2011
233 プラジャーク弦楽四重奏団
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2011年5月7日(土) 17:45  新潟市民芸術文化会館 能楽堂
 
演奏:プラジャーク弦楽四重奏団
 

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 op.130

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 op.131
 
 

 本日6公演目はプラジャーク弦楽四重奏団です。当初はイザイ弦楽四重奏団で、第10番「ハープ」、第11番「セリオーソ」が演奏されるはずでしたが、曲目が変更され、大曲が2つとなりました。ともに演奏時間が40分を超える曲であり、公演時間も25分延長され、6時40分終演が、7時5分終演に変更されましたが、それでも収まらないのではと心配しました。
 公演時間が長くなり、7時開始の公演には間に合わなくなると思い、7時からの海老さんの公演はキャンセルしました。ちょうど払い戻し対象の公演でしたので、払い戻しを受けました。しかし、翌日、7時からの公演はこの公演が終わり次第開始との発表が市報にありました。前日窓口の人はそのことは知らされていませんでした。市報にでたということは、当然前日にはわかっているはずなのに、など不満が残りましたが、ちょっとチケットを買いすぎたので、キャンセルはちょうど良かったかなとも感じました。

 さて、この時間帯は竹澤さんと仙台フィルの公演と重なり、そちらも大きな魅力はありましたが、こちらも魅力があり、当初の予定通り、この公演を聴きました。能楽堂で聴く弦楽四重奏も聴き逃せないと思いましたので。

 さすがに大曲2曲は聴く方も疲れますが、プラジャークの皆さんは休憩なしで演奏されましたからたししたものです。この公演前にも3時から演奏しており、もっと驚きは、昨夜は佐賀県の鳥栖で演奏していたということです。移動の疲れもありましょうに、これだけボリュームのあるプログラムを演奏するなんて、只者ではありません。

 演奏は疲れも見せない緊張感あるもので、全く飽きさせませんでした。公演時間は1時間半にもなり、その後の公演が大きく遅れることとなりました。公演時間だけでいえば、一番お得な公演だったかもしれません。もちろん内容も良かったですけれど。
 

(客席:正7−2、1500円)