実りの秋を迎え、好天の下、新潟平野では稲刈りが始まっています。毎年この時期にジュニアオケのコンサートが開催され、大変楽しみにしています。公私ともに慌ただしい日々が続き、ストレスでいっぱい。こんな時こそジュニアオケに癒してもらわねば・・・。
ということで、西区の某所で「ラーチャン」を食べてホールに向かいました。隣の陸上競技場では競技会の真っ最中。ほかにも催し物があって、いつも利用している白山公園や市役所の駐車場は閉鎖されており、仕方なく某所のコインパーキングに駐車しました。1時過ぎに到着し、しばし行列に並んで入場しました。
公演に先立ち、1時40分からロビーコンサートが行われました。スウィング感あふれる管楽アンサンブルのガーシュインで楽しませてくれたほか、しっとりしたチェロアンサンブルに酔いしれ、本格的な弦楽アンサンブルにうっとりしました。このロビーコンサートも馬鹿にできないので、毎年楽しみです。
さて、最初は初級者によるA合奏です。団員による挨拶がありましたが、人数が足りなくて困っているそうです。確かにステージ上の人数は少なく、特に弦の数が不足しており、小振りの室内オーケストラという感じです。団員は小学生・中学生からなり、いかにも子供という感じでほほえましいのですが、演奏は立派です。
「ペルシャの市場にて」はA合奏で以前聴いたことがありますが、今日はなかなか良いできだったと思います。続く「運命」の第4楽章は初級者用にアレンジしたものでしたが、まずまずまとまっていたと思います。十分に曲を楽しめた演奏でした。管がなかなかしっかりしていますから、弦が十分な人数であればもっと良かったはずです。
続いて上級者のB合奏です。こちらは編成も大きくなり、通常のオケのサイズとなり、演奏も本格的です。とてもジュニアとは思えないトラが数人混じっていたのはご愛敬ですが、「禿山の一夜」ではA合奏との格の違いを見せつけ、目を閉じて聴いていると、新大オケや潟響かと聴き間違えそうでした。
休憩後はドボルザークの8番です。この曲は6月にN響で聴いたばかりですし、同じ日に新潟大学管弦楽団のサマーコンサートでも演奏されています。なぜか同じ曲が重なることがありますねえ。
演奏はこれもしっかりしたものであり、十分に楽しませてくれました。ジュニアオケということを忘れて曲を楽しむことができました。
そして、アンコールは恒例の「威風堂々」。これが最高なんですよね。毎年これを聴くと感動でいっぱいになります。カーテンコールのときにオルガン席に山本さんが出てきたときから胸が高鳴りました。指揮の上野さんの挨拶の後演奏が始まると感動が胸にこみ上げ、オルガンが加わると涙が出てきます。どうしてなんでしょうねえ。ジュニアオケでこれほど感動できるなんて。この曲は3月の東響新潟定期で大友さんの指揮で演奏されていますが、ジュニアオケほどの感動は得られませんでしたものねえ。
プロの演奏では決して得られないほどの感動をジュニアオケが与えてくれます。親の目線で見てしまうのでしょうか。この感動が楽しみで毎年来てしまいます。
ジュニアオケ、ジュニア合唱団、そしてジュニア邦楽教室、これは新潟の宝です。来年3月のスプリングコンサートが早くも楽しみです。毎年団員の入れ替わりがあるでしょうが、団員が増えて、さらにレベルアップすると良いですね。
蛇足ながら、今年のコンマスは前後の挨拶がしっかりできていて良かったです。コンマスの一礼があるとないとでは感じが違いますものね。
以上、カラヤン/WPOによるドボ8のCDを聴きながら書いていますが、ジュニアオケの方が感動的!だったかもね。
(客席:2階 C4−5、全席自由:無料) |