名曲の花束 ソフィア・ゾリスデン&ミラ・ゲオルギエヴァ | |
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1999年11月11日(木)19:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール | |
指揮:ブラメン・デュロフ ヴァイオリン独奏:ミラ・ゲオルギエヴァ |
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J.S.バッハ:G線上のアリア ドヴォルザーク:ユーモレスク パッヘルベル:カノン ボッケリーニ:メヌエット クライスラー:愛の喜び (Vn:ミラ・ゲオルギエヴァ) マスネ:タイスの瞑想曲 (Vn:ミラ・ゲオルギエヴァ) サラサーテ:カルメン幻想曲 (Vn:ミラ・ゲオルギエヴァ) (休憩) モーツアルト:アイネ・クライネ・ナアトムジーク 第1楽章 シューベルト:アヴェ・マリア チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ エルガー:愛の挨拶 (Vn:ミラ・ゲオルギエヴァ) ショパン:ノクターン嬰ハ短調 (Vn:ミラ・ゲオルギエヴァ) サラサーテ:ツイゴイネルワイゼン (Vn:ミラ・ゲオルギエヴァ) (アンコール) ヴィヴァルディ:四季 春・第2楽章 ブラームス:ハンガリー舞曲より 山田耕筰:赤とんぼ J.S.バッハ:幻想曲 BWV.542 (アンコール) 曲目不明2曲 |
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名曲の花束と題された、誰もが聴いたことがある名曲の小品を集めたコンサートです。今回は、家内のご機嫌をとるために、2人で出かけました。たまにはこういう肩の凝らないコンサートもいいものですね。 ソフィア・ゾリスデンはブルガリアの弦楽アンサンブルですが、若手の美人ヴァイオリニストとして売り出し中のミラ・ゲオルギエヴァを聴いてみたい(見てみたい)というのが正直な気持ちです。 会場は7分程度の入り。家族連れも目立ちます。7時ちょうどに演奏開始。ヴァイオリン8人、ヴィオラ3人、チェロ2人、コントラバス1人という編成。チェロ以外は椅子に座らず、立ったままの演奏です。 さっそくきれいな澄んだ弦楽合奏を聴かせてくれました。変に装飾することもなく、リラックスした演奏です。5曲目のクライスラーからゲオルギエヴァ登場。ベージュ色の衣装。東欧系の彫りの深い顔立ち。スタイルも良く、噂通りの美人奏者です。前半・後半合わせて6曲に独奏者として登場しました。 演奏は華麗です。サラサーテの2曲で、実力を発揮していました。情熱的ということではなく、あっさりした演奏という印象。アンコールも2曲サービスしてくれました。 さて、本日の圧巻は、最後のバッハの幻想曲です。オルガン曲を弦楽合奏用にアレンジしたものですが、一瞬オルガンが鳴っているのではないかと錯覚するほどの豊かな響きを披露してくれました。弦楽だけでこれほど重厚できらびやかな音色を出せるとは驚きでした。これは拾いものでした。 さてさて、プログラムを見て驚きました。10月22日から12月5日までの45日間に、北は旭川、南は那覇まで、合計35回もの公演を行うのです。1日2回公演ももあるります。学校の鑑賞会や会場が体育館というものまであります。年間100回程度の演奏会といいますが、日本で荒稼ぎということでしょうか。 想像を絶するハードスケジュールに同情するばかりです。緊張感を維持した演奏が続けられるのかと勝手に心配しています。無事に日本ツアーが終わりますように・・。 (客席:2階C7-13、S席:¥4000) |