東京交響楽団第1回新潟定期演奏会
  ←前  次→
1999年4月11日(日)17:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
指揮:大友直人
ヴァイオリン:徳永ニ男
チェロ:堤 剛
 
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102

(休憩20分)

ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」作品55


 
 
 
 1998年10月に新潟市民芸術文化会館が開館し、新潟市と東京交響楽団は準フランチャイズ契約を結び、1999年度から東京交響楽団新潟定期演奏会が開催されることになりました。
 毎回同じ席で聴くことができる定期会員の募集も行われ、私も定期会員となり、2階正面のCブロック右寄りの席が割り当てられました。

 記念すべき第1回の指揮者は、1991年より東京交響楽団の正指揮者を務めている大友直人さんです。大友さんは、19996年より京都市交響楽団の主席指揮者にもなっておられます。
 プログラムの前半は、ブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲で、ヴァイオリン独奏は徳永ニ男さん、チェロ独奏は堤 剛さんです。
 徳永さんといえば、NHK交響楽団のソロコンサートマスターを長らく務め、N響の顔として活躍してこられました。N響を離れた後も、活発な活演奏動を行っておられます。
 一方、堤さんは、国内はもとより、世界で活躍しておられ、日本を代表するチェロ奏者として、トップを走っておられます。
 前半は豪華なソリストの揃い踏みであり、後半はベートーヴェンの「英雄」という王道の演目です。東京交響楽団の新潟でのお披露目公演としましてはこの上ない演目だと思います。

 ということで、期待を持ってコンサートを迎えるはずだったのです、亡くなった母の納骨と重なって、参加を断念せざるを得ませんでした。
 きっと素晴らしい演奏を聴かせてくれたことでしょう。これから東京交響楽とは長い付き合いになります。6月の第2回定期演奏会を楽しみにしたいと思います。



(客席:2階C5-35、S席定期会員)