2003年 ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会 から

2003年7月26日(土)


 まあ、いろいろありますが、今年も例年通り、花火に繰り出しました。このところ雨続きで、本日も朝まで雨模様。どうなるかと心配しましたが、だんだん天候は回復し、絶好の花火日和となりました。
 今年は土曜日でもあり、混雑が予想されましたので、早めに行こうと思っていましたが、夕食を食べながらテレビを見ていたら、宮城県で大きな地震があって、思わずニュースに見入ってしまいました。気付いたら既に7時15分を回っており、あわてて会場に早足で向かいました。例年なら汗だくになるはずですが、今年は肌寒く、汗ばむこともありません。いつもの中央海岸の砂浜に着いたらちょうど打ち上げの時間。それでも砂浜の一等地に陣取ることができました。逆にちょっと前に出すぎてしまい、デジカメのズームを一番広角側にしても、収まりません。おまけに、スイッチの調子も悪く、撮影もうまくいきません。ということで、あまりいい写真は撮れませんでした。海風は涼しく、むしろ半袖では寒く感じるほどでした。
 19時40分、打ち上げ開始です。(→
プログラム) 名物の海空中スターマインやワイドスターマインで楽しませてくれます。打ち上げにアクシデントあったらしく、打ち上げの順番がかなり狂ったり、5ヶ所で上がるはずのワイドスターマインが4ヶ所しか上がらず、中抜け状態になったりしましたが、広大な会場を有効に使い、眼前180度に広がる光と音の洪水に酔いしれました。風向きが観客席側に向かい、ぱらぱらと灰が降ってきて、これもまた風流でした。毎年恒例の東京電力のパラシュート花火のパラシュートが観客席に落ちてきて、大いに盛り上がりました。
 ふと空を見上げると、天空には北斗七星がくっきりと見えます。こんなにはっきりと見えたのは久し振りに感じました。空を見上げ星を眺めるという精神的余裕を失っていたのかも知れません。花火の素晴らしさより、プラネタリウムのような空の美しさに新鮮な感動を覚えました。
 海の3尺玉はきれいに開花し、昨年よりきれいでした。市民一同の花火で盛り上がり、最後は恒例となった尺玉300連発。この素晴らしさは言うまでもありません。

海空中スターマインをはじめ、次々と花火が上がる

 26日は県内各地で花火大会が重なり、花火業者は大忙しだったに違いありません。上越や川口でも3尺玉が上がったはず。東京では隅田川の花火大会だったそうな。
 柏崎の花火が終わり、いよいよ夏到来。翌27日、梅雨明けし、ギラギラ太陽が顔を出しました。来週は長岡の花火。新潟の暑い夏の始まりです。