場所:松之山の温泉街から細い山道を登った先にある大厳寺高原にある宿泊施設である。道中見える棚田の風景が美しい。豪雪地であり冬期間は休業するが、牧場やキャンプ場などがあり、野鳥の声を聴きながら自然散策を楽しむことができる。 料金:入浴は300円、タオルなし。 浴室:ジェット付き大浴槽があるのみだが、窓からの高原風景が心地よい。洗い場にはボディソープ、シャンプー完備。浴室は旧新潟県庁の大理石を使用しているという。 泉質:最近牧場から湧く冷鉱泉を使用開始した。温泉法の基準を満たす、まぎれもない天然温泉だという。ただし、成分表の掲示がなく、女将に尋ねると、まだ調査中との返事であった。さて、実際の泉質はといきたいが、訪れたときは、5月とはいえまだ雪が多く、源泉のバルブが開けられないため、普通の沸かし湯とのことだった。(そのため200円で入れてくれた。) いずれにしても、あまり特徴のない泉質らしい。 コメント:5月初旬訪れたが、残雪が多く、雪の消えたところにはふきのとうが出ていた。これは晩のつまみとなった。夏から秋にかけて、行楽客で賑わうことだろう。何もない、しかし大自然はたっぷりある。泉質がどうのではなく、爽快な気分になれる。 (No.165 2000/5/5) |
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