燕温泉 針村屋 (妙高市・旧妙高村) C  (泉質A、浴室B、設備C、眺めB)

妙高市燕温泉 TEL:0255-82-3121 営業時間:随時 定休日:
泉質:含土類石膏泉(ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉)
タオル:なし サウナ:なし 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:なし 食堂:なし

場所:急な坂道の両側に数件の旅館が立ち並ぶ燕温泉街の中ほどにある。アルペン風のしゃれた外観。谷側の方が景色が良さそうなのでこの旅館を選んだ。

料金:入浴は大人600円、小人400円、タオル別。

浴室:2階に浴室がある。かなり大きな大浴槽のほか、小さな露天風呂がある。ともに白濁した湯が満ちている。外は谷、向かいの山の緑がすがすがしい。しかし、ちょっと横を見ると、生活臭漂う隣の庭が見えてちょっと興ざめ。洗い場にはボディソープ、シャンプーあり。硫化水素のためか、蛇口は黒く変色している。

泉質:湯は白濁し、あまり臭気は感じないが、若干の硫黄味がする。肌に柔らかな刺激の少ない湯である。浴室前には古い効能書きがあり、泉質は含土類石膏泉、PH6.25、蒸発残留物は1270mg/kgと書かれていた。フロント横の掲示には、源泉名は燕温泉北地獄谷、源泉温度65℃、泉質は、ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉(中性低張性高温泉、重層泉)とあった。詳しい分析表を見ることができなかったが、硫化水素をかなり含むらしい。

コメント:混浴の露天風呂が躊躇されたり、体を洗いたいときは旅館を利用することになろう。温泉街の多くの旅館は外来入浴を受け付けているので、好みの旅館を選ばれると良い。燕温泉は弘法大師が発見したとの伝説があり、松之山、越後湯沢とともに越後三大名湯に数えられている。1100mの高地にあるこの温泉は、夏でも涼しく、転地効果も抜群であり、心身のリフレッシュには好適である。

(No.218 2001/7/20)
 
*浴槽が循環か掛け流しかはっきりしません。情報をお寄せください。

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