場所:柿崎から新井方面への県道を進む。国道253号線の交差点を過ぎしばらく行くと、左折するよう案内板が出ている。三和村役場前を通過して山へ向かう。山の中腹にある一群の建物が目標である。案内板に従って山道を上ると、正面に米と酒の謎蔵(資料館)、右手に味の謎蔵(食堂)、左手にネイチャーリングホテル米本陣(宿泊)がある。少し奥にひなた荘がある。これらを総称して、米パラダイスと呼んでいる。特産の米を村興しに利用というところか。有料だが資料館は地酒が飲めたりして、酒好きにはお勧め。頸城平野が一望でき気分は爽快である。実は今回は米本陣の空中風呂(単なる展望風呂だがネーミングがいい)に入りたかったのだが、入浴のみは14時までで、あきらめてひなた荘へとあいなった。他の真新しいしゃれた建物に比して、ひなた荘はちょっと古く貧弱。隣に屋内ゲートボール場がある。階段を上って2階が入り口。
料金:入浴は小学生以上は300円、タオルなし。休憩は、大人500円、小人300円。
浴室:大浴槽のみ。浴槽は狭いが木立の間から頸城平野が臨め、いい気分である。ボディソープ、シャンプーあり。
泉質:成分表示はないが、明治17年開湯の歴史ある日向鉱泉(単純硫黄冷鉱泉)を引いている。無色無味無臭で特徴はない。
コメント:休憩用の広間があるが別料金。入浴のみなら玄関のソファーで休む。売店らしきものあるが申し訳程度。食堂はない。泉質だけなら山道を行くまでもないように思うが、資料館を見たり景色を眺めたりというついでにはいいかも。資料館左横にスリルある滑り台があって、子供に好評であった。私は足を捻挫した。
(No.66 1998/7/20)
*閉館したとの情報をいただきました。(2012/7/2追記) |