80.あやめの湯営業再開 (megaさんからの情報:2003年3月30日)
新発田のあやめの湯も自噴がとまったあと、動力汲み上げ装置を導入するとともに、浴場と休憩室をつなぐ通路を作ったりして、この4/1にリニューアルオープンだそうです。今日(3/30)と明日は無料で入れると、新発田の新聞に折り込み広告が入っていたそうですが、混んでいるかと思い今日は断念しました。
管理人より(2003年3月30日)
ホームページによると、再開のための工事に伴い、「飲める温泉」「足湯のある温泉」などを新設いたしました。とのことです。
79.レジオネラ問題への提言 (ゆうきさんからの情報:2003年3月29日)
はじめて書き込みさせて頂きます。
以前、レジオネラについて書き込みがありましたので、私のレジオネラ対策に対する考えを、多くの温泉ファンの方に見て頂けるこの場に書かせて頂きます。結論としましては、その温泉の泉質や持っている良さを阻害しない事が大切と考えます。
現在レジオネラ属菌の基準値は10CFU以下となっております。これは数値の単位が10単位ですので10以下は、つまりゼロ(不検出)という非常に厳しい基準になっております。レジオネラ属菌は感染や死亡につながる事例があることから、不検出が基準となるのも仕方ない面もあります。この対策(洗浄、消毒)として最も有効とされているのが塩素系薬剤による処理です。厚生労働省の指針(マニュアル)では塩素を使用できない温泉(泉質)以外は浴槽(循環ライン)が0.2ppm〜0.4ppmの残留塩素濃度に2時間以上なるよう勧めている(指導)しております。ちなみにこの数値は水道水の残留塩素濃度が約0.4―0.5ppmですのでそれほど高いものではありません。しかし温泉はそれぞれ、さまざまさ成分や色、PHですので、この塩素処理をしようとすると色々な支障が生じます。私の経験からは、たとえば、色が変化する、臭気(塩素が反応した臭い)、肌触りが違ってくる、浴槽にスケール(白華)が増える、などです。このうち特に色が変わるのはその温泉特色を害しており残念なことです。また、私は化学的なことはわかりませんが成分(効能)に影響していたら問題です。そして特に残念なのは臭気です。塩素臭やそれが混じった臭いではその温泉の良さが台無しです。0.4ppm程度では水道水でお風呂に入っている自宅を考えれば、さほど臭わないはずなのですが、何らかの理由で温泉では臭気が助長されます。想像では多数の人が入浴する為有機物と反応、配管・濾過器などの汚れと反応、泉質と反応などです。塩素以外の方法としては紫外線装置やオゾン装置などがありますが効果が薄い(バイオフィルムの除去や濾過器消毒は出来ない)ですし、設備投資は施設にとって大きな負担です。また他の薬剤(界面活性剤など)は安全面に確証がございません。
そのような状況下、レジオネラ対策は条例化されようとしております(6月上提、年内か来年の今頃には制定?でしょうか)どのような内容になるのかが大きなポイントです。あまり過激な内容(薬品処理や制約)は施設にとって大変です。各温泉の泉質、設備、営業形態などによって対策は異なり、制約がきついくなる事は、冒頭に書きました温泉の良さ、特徴を殺しかねません。もちろんレジオネラ対策は必要ですが実際には一件一件がベターな対策を取るしかないと考えます。その上で、たとえば毎月のようにレジオネラ検査を自主実施し検出状況を確認するなどが必要なのではないかと考えます(現在は年2回実施が指針)今の年2回レジオネラ検査にも課題があります。よく脱衣場に検査結果(不検出)を貼っている施設がありますが、洗浄や消毒を実施し終了後、張ったお湯を採取―検査してたりしたら検査の為の検査です(実際あり得ます、指針には沿っていますから)また採取時たとえば容器などは塩素系薬剤を中和する処理をしてなくてはなりません。レジオネラは塩素含有が少量あれば数十分〜数時間で死にます。塩素処理をしている施設のお湯を検査機関が検査する頃には死んでいることになります(未中和なら)これもまた検査の為の検査になってしまいます。
私見ですがレジオネラ菌は感染・死亡の事例があり不検出が基準ですが、発生したケースは何らかのアクシデント、破格の検出数値です。よほどの管理不備がなければ何万CFUなどという事にはなり得ません。時々新聞などで基準の50倍以上とか5倍以上などと凄い数値のように出ますが、500CFUや50CFUはそれほどびっくりする数値ではありません。掛け流しでも20〜400CPU検出されることからも基準のキツさは否めません。
大変長くなり申し訳ございませんが、必ずやその温泉に適した、それぞれのレジオネラ対策はあります。是非温泉ファンの皆様からは塩素臭の不満や泉質への不具合(色・肌触りなど)がありましたら現場で指摘して頂きたいと思います。それがより良いレジオネラ対策と良い温泉を楽しめる事につながると確信しております。
お読み頂きました方々ありがとうございました。
78.だいろの湯リニューアル (megaさんからの情報:2003年3月27日)
だいろの湯リニューアルオープンの今日、夜間割引で行ってきました。
下駄箱は全く同じでしたが、フロントまわりが広々しました。まだ営業してませんがマッサージルームも売店の脇にできてました。びっくりしたのが脱衣所。日帰り施設でもっともゆったりした広さになったと思います(以前の3倍くらいの広さになったと思う)。ロッカーも木目調の大きめな物になってました。ロッカーの扉内側にはタオルが干せるようになっているのもにくい。
風呂に入ると、洗い場は奥に増設され、計16個となってました。風呂そのものは以前と全く変わらずいいお湯です。ただ30℃の露天風呂は他のお客さんの声を聞くとかなりぬるいと不評ですね。道路側に作られた新館は、一階にゆったりしたラウンジと個室が5部屋。二階はステージつきの「大宴会場」(今日は大広間扱いでした)とラウンジ。新館のラウンジでゆったりするとふと「ここは何旅館か」なんて錯覚にとらわれるほどきれいです。ただ、外を眺めると、土や岩がむき出しで、まだ工事途中といった感じ。
食堂はメニュー同じですが、広くなりました。ただ、今回の拡張にともない、かなり新入社員をいれたようで、不慣れが多く「まだ来ないのか」「これ頼んでないわよ」などの声があちこちで聞かれました。
いずれにしろ、かなり力を入れたリニューアルだと思います。あと、仮眠室や子供を遊ばせるところがあれば完璧と思います。
管理人より(2003年3月30日)
私も本日行ってきました。脱衣場は以前の狭さがウソのように広々ゆったりでビックリしました。浴室そのものはこれまで通りですが、洗い場が拡張されて順番待ちしなくてよくなりました。増築部分の休憩ラウンジもゆったりしていていいですね。2階のラウンジはガラス張りで、新潟平野の景色が見えて意外にいい眺めです。2階にもビールやソフトドリンクの売店が作られて便利ですね。megaさんのおっしゃるとおり、あとは仮眠室でもあれば最高。これまでの不評箇所が改善され、ますます人気施設になりそうですね。個人的には混まないでほしいんですけど。
ゆんゆんさんからの情報(2003年4月4日)
私も「新・だいろの湯」へ昨日行ってきました。まず、新装開店の花輪が80数個も並んでいたのには圧倒されました。施設内は皆さんのおっしゃる通り、広くゆったりしていました。でも、昨日の平日の午後2時ごろ行った時には、
春休みという事もあるのでしょうか、すでに1,2階とも席が埋っていました。(3時ころから空き始めましたが)土日はすごい込むのでしょうね。megaさん、おっしゃるとおり感動でしたよ。本当に綺麗で、旅館みたいですよね。仮眠室があったら・・・と私も思いますが、そこまで充実してしまうと、他に行きたくなくなるかもしれません。(笑)
77.麻生田温泉 (としさんからの情報:2003年3月8日)
長岡の麻生田温泉ってご存知ですか?浦瀬町と乙吉町の間にある温泉井跡なのですが、40度くらいのお湯が四六時中垂れ流しになっています。弱い石油臭がし、なめると塩辛いいい感じのお湯です。ポリタンクにつめて持ち帰り、家の浴槽に混ぜてみたところ、汗が止まりませんでした。見附の業者がオーナーだったとのことですが、詳しいことはわかりません。
詳細をご存知の方はいませんか?なぜ、ほったらかしになっているんでしょうか?
にこさんからの情報(2003年3月18日)
麻生田の湯について地元の浦瀬小学校のホームページで子供達が紹介してくれています。私もポリタンク1つ頂きまして、自宅で混ぜて入りましたが非常にいい感じです。
http://www.kome100.ne.jp/urase-es/kensyu/h14/onsen.htm
http://www.kome100.ne.jp/urase-es/gakunen/site_kochiura13/meisho/asoudaonsen.htm
*上記のHPを見たら、「沢根の湯」、「つぐみさんの家の温泉」というのも紹介されていました。気になるなあ・・。(管理人)
中年Hさんからの情報(2003年3月19日)
早速行って来ました。ポリタン2ヶ(40L)汲んできて家で入りました。うーんとっても幸せな気分です。今度はもっとたくさん汲んできて源泉を楽しむつもりです。浦瀬小のHPでは1日150Lの噴出量と書かれていましたが毎分50L程度かと思われます。幹線道路から入って50mの道路脇に温泉が涌き出ているのにはびっくりしましたし、とってもB級でうれしくなってしまいました。詳しい経過も知りたいですね。現場で源泉掛け流しを体験したいものです。
けんたろう@上越さんからの情報(2003年3月21日)
この掲示版には、他にけんたろうさんがいるので、HNの終わりに@上越をつけました。
麻生田温泉で盛り上がっているので、調べてみました。麻生田温泉というのは2つあるようです。
1.麻生田観音堂温泉 動力 43.6℃ 152.8L/min ナトリウム・カルシウム塩化物泉
2.麻生田温泉 深度1500m 動力 18.8℃ 200L/min (弱アルカリ性低張性冷鉱泉)
麻生田観音堂温泉は適温の温泉が垂れ流しとは、もったいないですね。麻生田温泉というのは、どうなっているのでしょうか。
にこさんからの情報(2003年3月21日)
けんたろう@上越さん有難うございます。ということは、麻生田観音堂温泉ということになりますね。私の知る経過は、採算的に合わずにあの状態になっているようです。もともとはその場で入れたようですが建物は壊したようですね。桂温泉からあのあたりは、掘れば出るようですが、場所的にきびしいのでしょうか?そういえば、桂温泉も初めは石油狙いだったようで、今もオーナーは新津市の方だと思います。隣の加津保町にも掘ったあとがあるようです
あやさんからの情報(2003年3月24日)
麻生田の温泉行って来ました。よかったら見に来てください。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~fumiko/
きん太さんからの情報(2003年3月29日)
麻生田観音堂温泉っていうんですか、あそこは。わたしは、通勤でよく通る道路なんですよね。
あそこは何年か前に見附の土建屋の井戸部が掘り当てた温泉なんですが、社長の存命中はお粗末な湯施設があるにはあったんですよ。ただし、営業はしてなかったですよ。社長が亡くなってからは、その建物は潰されてしまったんです。跡取り息子にね。千メーターくらい掘ったと聞いてますし、塩っぱくて排水が周囲の環境を痛めるという話も当時ありましたね。
あとですね、そこから桂温泉までの道中にやはり県道沿いに温泉が掘り当てられています。掘ったのは同じ井戸屋なんですが、使われておません。もったいないこっちゃ(^^;
としさんからの情報(2003年3月30日)
私なりに麻生田観音堂温泉について調べてみました。実は昭和61年9月に、私の勤めている会社がこの井戸で仕事をしたことがあるそうです。記録が残っていて、掘削深度は1187mということなので、麻生田温泉(1500m)は別に存在するものと思われます。湧出量が足りなかったのか、井戸の鉄管に穴を開ける作業を承り、何と、726個も火薬を使っています。ここまでして得た貴重な温泉なのにもったいないですね。この井戸の底での最高温度が約60度ですので、後から開けた穴のいずれかから自噴しているはずです。
また加津保町の温泉井戸ですが、弊社の記録には「九万堂」と書かれています。昭和63年5月の掘削になっています。どちらの井戸もきん太さんがおっしゃるとおり、同じ掘削業者でMKKさん(見附)です。
仕事上、新潟県各地の温泉井のデータを持っていますが、現役の井戸についての詳細は書き込むことができません。休止井については、まあいいかなと思ってはいますが・・・
いずれにせよ、温泉は貴重な資源です。天の恵みに感謝しつつ、もし、自噴が止まったら、仕事が増えるかな?とも思ったりしています(笑)
附:「九万堂」温泉は「かつぼ園」という特養施設に引く話があったそうですが、経済的理由で引けなかったそうです。(にこさんからの情報)
76.咲花温泉・柳水園 (真美ちゃんのママさんからの情報:2003年2月22日)
出張で安田に行き、通りがかりのお店で馬下の温泉センターへの道を聞きましたら、いいところを紹介すると言われました。そこは咲花温泉の一角で、あまりきれいではなく、豪華と言うには程遠い温泉でしたが、お湯が源泉でかけ流しのようでした。とても気持ちがよく空いていたのでよかったです。400円でした。行かれたことありますか?
やませみさんから(2003年2月26日)
咲花温泉は湧出量が豊富で、新潟でも最優秀の温泉地のひとつかと思います。ぜんぶの宿が立ち寄りを受け入れているのも良いです。昨年秋に訪問した「柳水園」と「ホテル一水荘」は下記でご紹介しました。
みしゅらん掲示板・特集クチコミ情報
柳水園は浴槽が小さいぶん熱いですが湯の鮮度は抜群ですね。近隣の方もたくさん入りに来られるので夜遅くまで賑やかです。
くらのすけさんから(2003年3月7日)
最近、咲花温泉に凝っています。先日は柳水園、今日は、碧水荘に行きました。温泉旅館で、入浴のみでは、中々敷居が高く感じ、行き難い感じが有ったのですがどちらも、快くとは行かなくても、迎えてくれました。咲花温泉は家から近いので、他の温泉旅館にも行かなくてはならない。しかし、咲花はこんなに湯が良いとは思いませんでした。近くの月岡の大型高級ホテルよりは、咲花のこじんまりした旅館の方が温泉の味わいは深いと、改めて感じます。
75.松之山のメタホウ酸 (葵さん、やませみさん、Takaからの情報:2003年2月16日、17日、23日)
葵さんからの情報(2003年2月16日)
松之山のジオプレッシャー型温泉は”ホウ酸の含有量が日本一”らしいのですがその含有量が多い為、「ホウ酸の除去装置の設置を義務付けられた」様な事を耳にしました。しかし私の知る限り(+インターネット検索より)では
・ホウ酸は昔から殺菌剤として用いられていた。(皮膚関連の治癒効果、例アトピー性皮膚炎)
・目に良い。
・メタホウ酸を含む水を飲用した場合の健康に及ぼす影響について、その情報は全くないと日本医事新報には記されている。
・適量の飲用は胃腸に殺菌効果が働くであろう。
と聞いています。
私としては松之山温泉はジオプレッシャー型温泉なので硫黄の匂いも無く(あの匂いをかぐと”あぁ〜温泉に来たんだなぁ。”と実感する点もあるのですが。)温泉から上がっても長時間ぽかぽかした感じが持続するのでとても気に入っていました。なのでその温泉の成分が除去されてしまうのはとても残念に思っています。(さらにホウ酸の除去装置の設置には1000万円程の大金がかかるそうです。)また、私には”メタホウ酸”をなぜ、除去しなければならないのかを疑問に思っております。もしご存知の方がいらっしゃれば教えて下さい。
やませみさんからの情報(2003年2月17日)
県の環境対策課に電話して伺ってみましたが、今のところ松之山温泉でホウ酸を除去処理をするということは聞いていないということでした。その情報の源はどこでしょう?
温泉に有害物質が含まれていた場合(たとえばヒ素)でも、天然物であれば利用のために特に除去するという事例は耳にしたことはありませんが、自治体によっては排水から除去したり、大量に希釈してから川に放流するという処置をしている場合もあります。
排水に関しては、平成13年に「PRTR法」というのが施行になり化学物質を取扱う事業者は、化学物質が環境中へ排出される量や廃棄物に含まれる量を届出することになりました。ホウ酸もこの対象に含まれるわけですが、温泉など自然に産出するものについてどうするかは、審議会の議事録をみても決定した方針はないようです。(このほか温泉で対象になる物質は、フッ素、ヒ素、銅、鉛などがあります)
ホウ酸(温泉分析ではメタほう酸 HBO2 )は残念ながらまったく人畜無害とはいえません。大量に摂取した場合には中毒による死亡例もありますし、慢性的に曝されると皮膚症状などが出ることもあります。温泉に含まれるレベルでは全く心配は無用かと思いますが、飲用については保健所の判断で許可されない可能性もありますね。(詳しくは「化学物質安全性評価シート」を検索してみてください)
なお、松之山温泉は「自称ホウ酸含有量日本一」ですが、ざっと近県をみわたしても以下の温泉に高含量のところがあります。
西下仁田(群馬)/1005 神流川(埼玉)/975.4
白馬塩の道(長野)/868.3 加賀井(長野)/811 mg/kg
松之山は最高でも349.5なのでかなり及ばないですね。昔はもっと多かったのかな?
Takaさんからの情報(2003年2月23日)
松之山温泉の件ですが、おそらく水質汚濁防止法によるものだと思います。平成13年7月に同法が改正され、排水基準にホウ素及びその化合物が追加されたとのことです。ホウ素は地質的に広く分布しており、自然界ではホウ酸やホウ酸塩として存在し、ホウ素の多く含まれた鉱泉が火山地帯に見られます。ホウ素化合物はメッキ工場、ガラス工場、電気機器工場、印刷工場等で使用されています。当然、これらの工場は規制対象となりますが、温泉も例外ではないようです。自然界から発生するホウ素の有効性は認められているにもかかわらず、一方では規制をかけるということに矛盾を感じますし、誤解を生むような一方的な法規制や対策コストアップにより温泉施設さんの首を絞めることにつながらないか心配です。
74.えこじの湯でほっと一息 (こんとさんからの情報:2003年2月11日)
11日えこじの湯へ行ってきました。うわさにたがわぬ良いところだった。初めての私でも気さくにこたつに入って茶飲み話ができる。こんなところそうないぞ。そして、お風呂も一人でゆっくりと入れ至福の時を味わうことができました。なんか、親戚の家に遊びに行った感じでした。今度はきのこを食べに行きたいな。
73.松之山・鷹の湯の飲泉コップ (ASさんからの情報:2003年2月9日)
昨年12月30日、松之山温泉「鷹の湯」に行きましたが、内湯、露天風呂とも源泉の湯口にあった飲泉用のコップがなくなっていました。そして横には「保健所の指導により(衛生観念上)コップを置けなくなりました」旨の但し書きが有りました。(注:保健所からの指導というのは所轄保健所管内施設全体の話で決して個別施設に対するもの、という意味ではありません。) 今までコップを置いている温泉というのは確かに源泉掛け流し、の一つの目安ではありましたが、考えて見れば確かに一つのコップに不特定多数の人が口を付ける、というのは決して衛生的では有りません。この件については所轄保健所の通達及び「鷹の湯」の対応は間違いでは無いと思います。そして他の地域でも次第に同様になる、と思います。温泉(飲泉)好きの方はどうしましょう。タオル、シャンプー類と共に今後は「マイカップ」を常備しますか?温泉施設に掛け流し、とか循環の明示を義務付けてもらいますか、そして紙コップでも常備してもらいますか(お金かかりますが)?「ねこま」さんの投稿とも関連して皆で考えたい問題だと思います。
72.ああ!レジオネラ! (管理人からの情報:2003年2月8日)
私もたまたま「クローズアップ現代」を見ました。対策は思ったより難しいようですね。
新潟県内でも、新聞記事によると、昨年6〜12月に、新潟県内の公衆浴場477施設、旅館・ホテル2386施設を調べたところ、公衆浴場の82%、旅館・ホテルの63%が循環式浴槽を使用しており、このうち、公衆浴場の19%、旅館・ホテルの31%がマニュアル通りの水換えをしていなかったそうです。レジオネラ患者が出ないにしても、こういう基本的管理ができていない施設がかなりあることが問題です。施設名を公表してもらいたいものです。
我々のできる自衛策としては、
循環式の温泉には入らない。ジャグジーやジェット浴槽には入らない。打たせ湯使用しない。飲泉許可のある飲泉所以外ではお湯は飲まない。混んでいる人気施設には行かない。
というようなことでしょうか。細菌は体について外から持ち込まれますので、利用者が多い場合は、いくら管理が良くても、細菌数が増えるので危険です。利用者が多い場合は、マニュアル通りの殺菌法を行っても殺菌されなくなるという事実は重要です。1日何百人も利用し、入館待ちになるような施設、廊下にまで人があふれているような施設は要注意です。そういう施設って多いですよね。循環かどうか、お湯の入れ替えは何日毎か、どういう消毒法を用いているか、など公表を義務づけるべきです。危機管理の甘さを感じます。温泉好きは、塩素臭のする温泉を嫌いますが、塩素臭たっぷりの施設は、管理をしっかりしているという意味で、ほめるべきかも知れませんね。
さて、そうなると、やっぱり、人の少ない、ひなびた旅館の、小さな掛け流し浴槽のありがたさが実感されます。温泉を味わうなら、小さな旅館の小さな浴槽がよいというのは、昔からの私の主張です。
さて、血圧の話。通常入浴すると血管が拡張しますから、血圧は下がります。浴槽内では静水圧がかかり、心拍出量や心拍数が増えるので、血圧はあまり下がりませんが、浴槽から出ると静水圧がなくなるので、血圧が下がります。急に立ち上がったりすると、起立性低血圧を起こして、「たちくらみ」や場合によっては意識消失することもありえます。血圧変動を来しやすい人は、静水圧の影響を減らすため、半身浴にしたり、寝湯を利用したり、急に起き上がったりしないよう注意したりする必要があります。また、入浴後は水分をとって、休息することが大切です。なお、お湯の温度は、ぬるめがいいのですが、温まりも考え、39〜41度程度が望ましいと思います。42度以上になると交感神経が緊張し、入浴中に血圧が上昇し、心拍も過度に増え、心肺系への負荷が過度にかかります。
ということで、ご年輩の方、心臓の悪い方は、熱すぎない風呂に、どっぷり浸かりすぎず、長湯しないで、上がるときはゆっくりと(いたん浴槽の縁で休んで)浴槽から出て、水分を補給して休息をとる。ということが大事だと思います。
70.瀬波温泉・大観荘 (GONさんからの情報:2003年2月2日)
瀬波温泉「大観荘」。波打ち際の大きな露天岩風呂は、かなり素敵です。日帰りプランの『日本海海鮮丼』は、「これで3000円でいいの?」って感じのコストパフォーマンスです。「e旅」経由なら、5%引きの2850円になります。一度行ってみてください。
p.s.お泊まりコースで、海に沈む夕日を見ながら入浴ってのも、捨てがたいですけどね。
69.中之口・やすらぎの湯 (かずひとさんからの情報:2003年1月26日)
中之口村にある温泉「やすらぎの湯」を紹介したいと思います。場所は巻潟東インターを降りて左折。サークルKの信号を左折して、真直ぐ4、5分走ると右手に見えてきます。料金は、村内の人¥300、村外の人¥400。ジェット付の浴槽が1つと洗い場が4つ。シャンプー、ボディーソープ、ドライヤー付。少し濁ったアルカリ性単純泉で、お湯は結構熱めです。その他、持込自由の大広間と図書室があります。ただ営業時間が9時から4時30分までなのでご注意を。
68.幻の秘湯 大滝荘 (ASさんからの情報:2003年1月22日)
今朝、上越の地元新聞の記事ですが、新井市の「幻の滝鉱泉」隣りに建設している体験交流施設の名称が上記のタイトル通りに決定したそうです。男女別7人程度入浴可能浴室、体験活動スペース、休憩室、宿泊用和室等を備えた木造二階建てで7月上旬オープン予定という事です。幻の秘湯、という言い方はいささかクドいかなと思いますが、7月を楽しみにしたいと思います。
(関連情報→49)
67.焼山温泉・笹倉温泉 (スノーマンさんからの情報:2003年1月13日)
1月12日〜13日に上記に行って参りました。基本的にはKONDOさんの紹介記事で十分なのですが、若干補足させてください。
焼山温泉清風館
・毎月13日は料金(500円)が半額〜26日の無料はそのままで、さらに26の半分ということで13日は半額なのでしょう。うれしいことです。13枚で4000円(1回あたり307円)という回数券もそのままです。子供無料日も月1回ありました。たしか5日だったはず・・・
・ロビー改装〜私も何年ぶりでしたが、土産物売り場や、下足置き場が綺麗になっていました。
・露天風呂冬季はなし〜雪で入り口が封鎖されていました。
・内湯の温度差が逆〜大浴槽があつめ、小浴槽がぬるめになっていました。ちなみに大浴槽は浴槽内に熱いお湯の吹き出し口が何カ所かあり、通常の注ぎ口とはべつに水面下でお湯が追加されていました。フロントの方に聞いたら、熱いお湯も温泉ですよ、とのことです。
・リピーター多し〜ロビーで休んでいたらら、入浴に訪れる人はほとんど回数券を出していました。
笹倉温泉龍雲荘
・12日にここに宿泊しました。とても混んでいました。やはりつるつるお湯のせいか、焼山より混雑しています。ただし、古い千寿荘の方はすいていてこちらがおすすめです。
・玄関にホースのついた蛇口があり、源泉を持参のポリタンクに詰めて持ち帰ることが出来ます。無料です。子供の皮膚炎に効くということで詰めていく人が結構いるようです。
結論〜26日に両方はしごすると700円で済むのでお得です。
(関連情報→48)
66.池の平スポーツハウス (スノーマンさんからの情報:2003年1月3日)
施設:スポーツ合宿に利用される新潟県の施設ですが、誰でも日帰り入浴できる施設です。
場所:国道18号線から池ノ平に入り、スキー場に向かって登ります。当HPでも紹介されているランドマークを過ぎてからすぐに右に案内が出ていて右折するとそこが目的地。なお国道から入った道は、一部急坂ですが、チェーンなしでも上がれると思います。私の後輪駆動車でも今日は路面が出ていたので大丈夫でした。圧雪状態でも途中で止まったりしなければ、問題ないようです。国道からは3分ほどなのでなんとかなると思います。
温泉:男女別の内湯。シャワー、シャンプーあり。単純硫黄泉。加熱しているかどうかわかりませんが、循環ではなく、そのまま掛け流しされています。コップはありませんが、飲んできました。湯花がかなりあります。
料金:300円。(タオル等はなし)朝8時くらいから夜9時30分まで。
感想:ちょうど昼食時で、食堂はスキー合宿の中学生などでにぎやかでしたが、お風呂は私一人。施設は地味で、休憩施設もありませんが、お湯の良さと、料金の安さで、燕、関、赤倉の温泉に来た方なら、一度試してみる価値は有ると思います。特に上越、長野方面の方は近いですよ。帰りにランドマークで地ビールを土産に買って帰りました。なにより、正月だというのに、道がすいていて、さびしい。かつてスキーに来たとき、午前中にリフト1本しか乗れなかった大混雑を思い出してしまいました。まあ、その分落ち着いて入浴できていいのですが。
65.熊堂屋の隠し文字 (凛さんからの情報:2002年12月20日、23日)
月岡温泉の「熊野屋」へ行ってきました。とっても、とってもよかったです。一人で行ったのですが、「ごめんください」といったら、スエット姿の男の人が「あー今女将は、寝ているから自由に入ってくれていいよ」と言われ、お金を預けて入ることに。ホント、きれいなエメラルドグリーンの湯。掛け流しの湯が溢れている中にどぼーんと浸かる幸せ。あーいい湯だな。確かに、きれいな温泉施設ではなかったけど(笑)でも、お湯の質は最高ですね。お風呂から上がってきたら、女将とばったり会って、挨拶をしようと思ったら、「まあお茶でも」と囲炉裏のある部屋へ通していただき、囲炉裏で沸かしたお湯でお茶を入れてくれました。そして私を案内してくれた人がお客の一人だとわかり、一緒におしゃべりしながら、このhpのお話もしました。女将曰く、「hpって怖いところもあるけど、そんな風に書いてくれてうれしいね〜」って喜んでいましたよ。
こしひかりを食べたことがない!といったら、じゃあ、といってお椀によそってくれて梅干と一緒にいただきました。うまい!すっかり意気投合して夕方までおしゃべりしたり、ご飯を食べたりして楽しい一日を過ごしました。
そうそう、管理人様とくらのすけ様は、お風呂場の隠し文字に気が付きましたか?発見したときは「おお!」とびっくりしました。お風呂場を修復してくれた人たちの愛情が詰まった隠し文字です。
12月23日追記
隠し文字のことですが、私も一度入った時には分らなくて、お茶をいただいている時に、女将から「隠し文字に気が付いた?」と聞かれて「ええ?」となった次第です。教えてもいいけど自分で見つけたほうが楽しいからもう一度入ってみては?と言われ、結局2回入った次第です(笑)2度目に入った時もなかなか分らなくて、湯船に浸かりながらぐて〜となったときに「あっ!」思わず発見したのです。そう、あの温泉を修復した人が女将のために刻んだ文字だから、作り手の気持ちで刻まれているのです。
64.寺宝温泉その後 (うみにんさんからの情報:2002年12月18日)
さて、またまたお気に入りの寺宝温泉に行ってきました。っていうか近いので。。。これまたお約束の進化してまして(笑)露天風呂ゾーンが拡張されていました。露天のカランの裏手に10人は入れそうなコンクリートの埋め込み浴槽らしきものと以前から設置されていたヒノキ風呂がなかよく並んでいます。そして新ゾーンの頭上にはなつかしいトタン屋根(笑)があり、雨天でも入浴が可能です。温泉プールは通路が雪で埋もれていたので誰も使用していない?、喫煙所がある足湯?らしき浴槽はフタがされていたので多分何がが出来そうな気配を感じました。頑張れ寺宝♪ひそかに応援しています。
63.長岡・ゆらいや (てつさんからの情報:2002年12月16日)
やや銭湯を意識した細々した浴槽の造り(みなケロリン桶!)で新潟市の「湯ったり苑」と較べ、少しだけ趣きが違ってます。それに床屋併設は面白いですね。露天風呂はなかなか凝ってるんだけど、すぐ外にトイザラスの毒々しい巨大ネオン看板が丸見えなのは興醒め。お湯は・・・スーパー銭湯だから、こりゃもう仕方ないですね〜。
62.潟東村・ゆう学館 (越後の母さんからの情報:2002年12月14日)
潟東村役場近く、体育館や保健センターと隣接しているそうです。お風呂は残念ながら温泉ではないようですが、児童書も豊富そうなので近いうちにぜひ行ってみたいと思います。
61.加茂美人の湯・その2 (みゃおさんからの情報:2002年12月4日)
12月1日、加茂の美人の湯へ行ってきました。建物自体と景色はすばらしいのですが、泉質重視の私にはがっかりでした。浴室の扉をあけた瞬間、塩素の香りにつつまれました。お肌がつるつるするのは塩素のせいか?と思うほどでした。つれにも「ひどい所に連れてきたな!」といわれてしまいました。偶然、会社の先輩も同じ日に行ったそうですが、やぱり塩素の香りで頭がいたくなったそうです。その方はあまりの腹立ちに、施設関係者に「今日は込んでるから減菌を強くしてるのですか?」と聞いたら「いいえいつも通りです」と言われてさらに腹が立ったようです。あんなに立派な建物なのに、もったいなです。最近はあちこちでレジオネラ菌の話題が聞かれるので、経営者側も過敏になっているのでしょうか。それにしてもあの塩素臭さはひどいです。温泉好きの私には残念でたまりません。
(関連情報→59)
くらのすけさんからの情報(2002年12月5日)
ボクも、加茂の美人の湯に行きました。みゃおさん、ようこさんと同じく、浴室に入ると塩素の香り・・・・。湯は、色、微かな匂いから、新津の花水を薄めたような感じ。湯の温度は若干ぬるめで、長湯には良いだろう。露天風呂だが、雨で、入る気がしなかったが、せっかく来たので入ることにする。露天風呂の方が、内風呂よりも、何か。塩素がきついような感じがした。露天風呂から内風呂にはいると、やはり、塩素の香り・・・・。ボクも、がっかりの泉質でした。
かずひとさんからの情報(2002年12月11日)
加茂の「美人の湯」行ってきましたうーん 皆さん言っておられるように 期待はずれ。あんな所(住んでる人には失礼だけど・・)まで行って、こんな混んでるとは思いませんでした。さすがに 山は雪が被っていて景色は良かったと思います。ただ 露天の塀が高いし 庭が殺風景でした。モダンって言えばモダンなんだけど・・。温泉に入った感じも 「美人になるのかな」と思いました。夕方になると タオルつきで500円 もっと遅く8時位になるとタオルつきで400円になるらしいですね。近所の人にはいいかも知れません。