場所:出雲崎といっても海岸の方でなく、国道116号線の通る山側の市街の方である。市街地を縦断する旧国道である県道を北に進み、町並みのはずれにある真新しい大きな施設なのでわかりやすい。正式には出雲崎町保健福祉総合センターといい、在宅介護支援センターとデイサービスセンターが併設されている。いかにも福祉施設という外観。館内は非常にきれいである。休憩用の大広間は当然であるが、図書室やリハビリ室、福祉工房、ホールなど町の福祉センターとしての機能が揃っている。
料金:町民100円、町外者200円、タオルなし。(以前は町内者400円、町外者600円で高いと思ったが、その後値下げされた。)
浴室:大浴槽がひとつのみで、半分は気泡浴となっている。大きな手すりが特徴的。洗い場にも個々に手すりが完備。洗い場にはボディソープ、シャンプー類あり。大きな窓からは景色は見えないが、きれいに整備された庭が見えてすがすがしい。なお、浴室には独立してロビーがあり、椅子や自販機、無料の血圧計などが設置されている。脱衣室にも休憩用の椅子がある。ガラス張りで明るく健康的な雰囲気である。
泉質:人工温泉であり、湯は無色透明無味無臭と特徴はない。
コメント:館内に食堂はないが出前は頼めるようだ。売店なし、清涼飲料の他、缶ビール、たばこ、冷凍スナックなどの自販機あり。娯楽的要素は乏しい。浴室に無料のティーサーバーがあり、椅子類もあって、ゆったり過ごすことはできた。特筆すべきは職員の対応の良さ。これまでにこれほど親切にしてもらったことはない。初めて来たと言ったら、館内を案内して説明してくれ、入浴後にはお茶でもどうぞとの優しい言葉。体だけでなく心も温かくなって帰った
(No.62 1998/7/11、2018/3/10料金等訂正) |