前回PowerBookG4(12inch 1.33GHz)のHDDを250GBに交換した。しかし一年で異音がするようになり、帰省中に長期間電源を落としていたら起動しなくなってしまった。なんとか復旧したのでまとめてみる。
まずはMacOSXのインストールディスクを挿入して[C]キーを押しながら電源投入し、インストールディスクから起動。ディスクユーティリティからFireWire接続した新しいHDDを初期化。ラベル名は"Macintosh HD"で構わない。[復元]メニューを選択。ソースに内蔵HDDの"Macintosh HD"、復元先に外付けHDDの"Macintosh HD"をドラッグ&ドロップで指定。
しかし、今回は復元の途中でエラーが発生し停止してしまった。
Macintosh HD ← 内蔵HDDのマウントポイント Macintosh HD 1 ← 外付けHDDのマウントポイントマウントポイントが入れ替わる可能性もあるので注意!
Filesystem 512-blocks Used Avail Capacity Mounted on /dev/disk0s10 488092128 303609016 183971112 62% /Volumes/Macintosh HD /dev/disk1s10 488092128 ** ** **% /Volumes/Macintosh HD 1**は適当な値。Usedが大きいほうが内蔵ディスク。ここでは/dev/disk0s10。
/sbin/umount /dev/disk0s10
/sbin/umount /dev/disk1s10
コピーのためアンマウントする。
dd if=/dev/rdisk0s10 of=/dev/rdisk1s10 bs=8192 conv=noerror,sync
入力は内蔵ディスク、コピー先は外付けディスク。rawデバイスとして扱うのでディスク名の前にはrをつける。
bsは1回あたりのコピーのサイズ。デフォルトでは512バイトだが、小さ過ぎるので8Kバイトにした。
conv=noerror,syncはエラーが発生しても無視し、そのブロックはnullにするという指定。
dd 動作中は[ctrl]+Tで状況を表示することができる。以下は入力エラーが発生している様子。ここがたまたま重要なファイルだったらアウトだ。
だいたい5時間45分でコピーが終了した。