メモリは標準で16MB、最大で32MB。増設メモリの入手は困難で、しかも高そう。
裏ぶたを開けてメモリの子基板を見る。(RESET穴に近いほう、上側) μPD42S65165G5-A60 x2 → 8MBx16 EDO 3.3V が二個使われており、裏側には空きパターンが。
ということで同等品のメモリを探す。IO-DATA製 ノートPC用のメモリSDIM646-32Mを購入し、搭載されている日立 5165165FLTT6 x4個を剥がしてそのうちの2個を使うことに。例によってガスバーナーを使用。
メモリをハンダ付けしただけでは認識せず。なにかジャンパの設定が必要らしい。それっぽいチップ部品がのりそうな場所(三箇所)をテスタで調べてみる。両端がVccとGNDだったらそれはパスコンがのるべき場所と判断し、そうでない一箇所を特定。で、大胆にもハンダブリッヂ。(写真中の囲み部分)。
これで元どおり本体に戻しリセット。メモリが32MBと認識されているか確認。もしリセットして起動しなかったらRAMのハンダ付け不良がまだあるということです。
で、これがどのように役立ったかと言いますと、旅行に行ったときのデジカメのデータ保存にほんの少し貢献したのでした。
実際に着手したのは2000年の7月31日。もう遅いって。
参考文献/Link: