ITmediaの記事今流行!?の「iPod改造」をやってみたと『Hardwarehacking:Have Fun While Voiding Your Warranty』のiPod内蔵電池の交換方法を参考にヨメの第二世代iPod(10GB)をばらしてみようと考えた。ある夏の日だ。音の善し悪しがお前にわかるのかただ分解したかったのじゃないかと言われると反論できないのだが。
iPodの分解は使い古しのイオカードをすき間に差し込みながらマイナスドライバーで慎重に開いていく。慎重にやったつもりだったがやはり樹脂の部分に傷をつけてしまった。
秋葉原の東京ラジオデパート内海神(かいじん)無線にて何やら音によさそうなMUSEコンデンサ100μ16Vを二本購入。これと基板上の黄色いコンデンサと交換する。このコンデンサは色が濃い方が+。写真は片チャンネルだけをMUSEコンデンサに交換した様子。
部品が小さいので、基板から最短距離でHOLDボタンの個所に並べて収納可能。
さてこれで音質も良くなったはずとしばらく使っていたのだが、右チャンネルに雑音が入るようになった。どうもケースを閉めるときに電解コンデンサの足が接触するようになってしまったらしい。やれやれ、と再度分解。やけにケースが固く締まっている。無理に開けたら…
HDDから本体基板にのびているフレキシブルケーブルのコネクタが浮いてしまっている。電源を入れても液晶画面にはフォルダに!マークが表示されHDDを認識していない。これはもう修理のしようがない。改造はすべて自己責任で。もちろん自分も例外ではなかった。ということで詫びをいれることにした。
Apple iPod 40GB (Click Wheel) Mac&PC [M9268J/A]を買いに行く。この出費は痛い。いちおう下位モデル20GBではどうかとお伺いをかけたが情け容赦なかった。普段はむだ遣いするなとか言うのに。
というわけで今回の教訓は『不満がなければいじるな』『改造は自己責任で』
いやー新しいiPodは持っているCD全曲入れることができて超ナイス…一連の事象は新しいiPodを買うための伏線だったのではありません。けっして。
追記 第二世代iPodに入っていた10GB-HDDは東芝MK1003GAL 3.3V 500mA PCMCIAカードサイズだが、コネクタはCFカードと同じ。
参考資料/Link: