中学三年の時に買ってBASICをおぼえたFX-702P、いつのまにか電源も入らなくなってしまいずっとしまっていた。しかしFX-702Pの倍速改造についてを読んで、どれちょっとフタを開けてみるか、とやってみた。FX-702Pを分解するのは初めてである。初めて買ったポケコンということで分解しないままそっとしておいたのだ。二十数年の時を越えてFX-702Pが今よみがえる。
裏ぶたをスライドして外し、電池押さえを外してネジ4本を外す。時計の裏ぶたを開ける工具があると便利。簡単に2つに割れるが、フレキケーブルで繋がっているので注意。実は動かなくなっていたのはボタン電池の部分と本体の接触が悪くなっていただけというのが判明。分解して元に戻したら動くようになったのだ。
とにかく裏ぶた内におさまる薄いスイッチが必要。私はスライドスイッチを用意したが、トグルスイッチでもなんでもよい。今回は47KΩの直列つなぎで94KΩになるようにした。
これを以下の写真の場所にハンダ付けする。180Kと書いてあるので180KΩなのだろう。スイッチを入れると94KΩを並列つなぎにすることになる。
スイッチは両面テープで固定する。
付属マニュアル・プログラムライブラリの「素因数分解」を使う。数値は976193で、素数。スイッチを入れるとカーソルの点滅も早くなる。プログラムをスタートさせてから答えを表示するまでの時間を計る。
測定結果
