2007年2月13日(火)
山の上にある高校へ向かっている。
朱塗りの自転車に乗ったN島君らと会う。
彼らは当時の年齢のまま、私は今の年齢のまま。
それでも話は通じる。
坂を歩き、斜面を登って高校についた。
大きな寺の本堂のような場所。
高校生たちがいる。
みな同級生で当時のままだ。
ホワイトボードがある。
私は未来から来たことになっているらしい。
書けないペンにいらつきながら、彼らにとっては未知の話をたくさんする。
話し終えて帰ろうと思ったがどうやったら帰れるのだろうか。
本堂みたいな場所をでて、階段を降りる。
工場の非常階段みたいだ。
同級生たちがついてくる。
いけない。
彼らを未来に連れていってはいけない。
走る。
舗装された道路。
タクシーを捕まえて帰ろうと思ったが車が渋滞している。
細い路地を抜けると大勢の人が座りこんでいる。
遭難したみたいだ。
救急車や消防車もいた。
そこを抜けて小田急線に乗り、自分の時代へと向かう。