2005年10月21日(金)
A川君がトレーラーを運転している。
コンテナが十個以上連結されている。
私は最後尾で道からはみ出ないかどうか見張っている。
国道を越え、山道に入った。
急なカーブで私は投げ出された。
トレーラーは行ってしまった。
山道の途中で寝ころんでいると、軽トラで来た父の同級生のおじさんが話しかけた。
このまま運動しないと糖尿病で三ヶ月以内に死ぬぞ、と。
ああそうですか、とあまり相手にせず歩いてトレーラーを追う。
山道が暗くなった。
誰かが向こうから近づいてくる。
足音が響く。
怖い。
急いで暗い道を抜けると、右側に海が見えた。
A川君に電話をかける。
もう現地に到着して荷物の引き渡しをしたそうだ。
そのまま歩いていくと、道が水没していた。
満ち潮なのだろう。
ここが非常に通りにくかったのだそうだ。