2005年4月13日(水)
出社して実験室に行く。
装置が所狭しと並んでいる。
その奥に木製のドアを見つけた。
開けて入ってみると和室だった。
ふすま、障子、ドア。
かなり広い。
外から子供たちが遊んでいる声が聞こえる。
ここにも実験装置がまばらだが置いてある。
さらに奥まで探ってみる。
何か別の場所に移動したようなゆがんだ感触。
子供の声が恐ろしく聞こえる。
何となく暗い。
同じような和室だが何も置かれていない。
誰かが見ている。
追いかけているようだ。
視線を感じる。
怖くなって逃げる。
クローゼットがあったのでその中に隠れる。
クローゼット中から左上に見える窓が正方形から長方形にゆがむ。
戸を開けて出てみた。
穏やかな感じの和室。
やがて元の実験室についた。
さっきまでの体験を話してみると、実験室を拡張するために次元をゆがめて別の空間に接続したとのことだった。
ただしこの方法だと対になるもうひとつの空間も接続され、そこではたいへん怖い思いをするのだそうだ。