2002年4月16日(火)
第一次対エイリアン戦争にて結成された特殊空軍。 危機は去り、パイロットたちはそれぞれの場所に帰っていった。 私はそのメンバーの一人だが、最後まで特殊空軍に残って残務処理を行っていた。 その時。 これまで現れなかったエイリアンが接近しているとの警報が。 使える戦闘機が少ない。 格納庫から飛ばせる物ならなんでも用意する。 警報を受けて、散っていた元メンバーたちが次々と戻ってきた。 顔は知らないが、たしかに元の仲間たちだ。 前線基地のある半島。 そこに姿が見えない巨大なものが上陸してきた。 地面が重みでへこむ。 そしてそれは姿を表す。 機械化された巨大なイカのようだ。 私は小型の戦闘機に乗り込み、道路を滑走路代わりに離陸しようとする。 俺は飛べるはずだ。 同じ滑走路からセスナが離陸した。 私もまた、長い距離を走って離陸。 横切る陸橋の上をかすめ、戦闘態勢に。 この戦闘機にはHUD(HeadUpDisplay)がない。 目測で攻撃するしかない。 自在に飛べる。 半島はカラフルで、黄色や赤の軽自動車が磁場に捕らわれて回転しているのが見える。 柱のようだ。 敵を意識したら飛べなくなり、不時着する。 また飛ぼうと思ってもできなかった。