裂肛の本体


裂肛の原因

  1. 固い便が急に出て、肛門上皮が切れる。
  2. 強い痛みが発生し、内括約筋を刺激するとけいれん痛が持続する。
  3. 排便のたびに痛むのが辛く、排便を押さえようとする。
  4. 便秘となり、固い便を排出するので、裂肛がさらに深く切れ、慢性化する。
  5. 慢性化した裂肛は、内括約筋に達する程、深くえぐれて肛門潰瘍となる。
  6. 裂肛が繰り返し生じることにより、肛門の弾力性が失われて肛門狭窄を生じる。
  7. 肛門狭窄を生じると、排便が困難となり、便秘となる。
  8. 固い便を排出するため、裂肛が治らず、肛門潰瘍が進行して手術の必要が生じる。

裂肛の治療