痔瘻治療ドキュメント
in C.P.C
Chapter-11  手術後9日目

 奥田先生から昨日の症状に対して
「今回の手術では下痢をして重大な問題にはなりません」
とメールの返信が入り安心する。便も通常に戻り、排便時も痛みを感じることもなくスムーズである。出血と腫れはまだつづく。その後の経過はとてもよく、出血はしだいに少なくなり腫れもひき日常生活にはほとんど支障をきたしていません。入院、そして手術に対する不安をもちながら痔瘻の手術を受けたことさえ忘れてしまっているしだいです。

 奥田先生にインターネットで出会い、診察から手術を経て現在に至るまでの記録をお伝えしましたが、私の場合は幸いにも軽い痔瘻と裂肛であったために、このドキュメントで全てを伝えることはできませんが、これから痔の治療を受けるかたに、CPCのこと、奥田先生のこと、短い期間でしたが入院生活のこと、手術のこと、自分で感じたその時々の不安や心配ごと、そして精神的に支えてくれた看護婦さんのことが、ほんの僅かでも参考になればと思いメモに残したことをドキュメントとしてまとめてみました。
 私の場合は奥田先生の「Dr.OKのまじめなおしりのはなし」を開き、「おしりの悩み相談室」に自分の症状を書き込んだところから治療がはじまりました。